富士商グループ若手社員のエコ活動、目標を達成

富士商グループの若手社員7人で構成するエコ活動推進グループがポリオワクチンの購入費に充てようと集めてきたペットボトルのキャップが、目標の1500人分に達した。1人分のワクチンの購入には860個が必要で、2009年5月から5年間で集めた数は124万3866個(1510人分)。新たな目標を設け、今後も活動を続けていくという。

グループは若い感性で環境保全活動を企画、推進しようと、会社の枠を超えた20~30歳代の社員で同年に結成。富士商の「F」に「ECO(エコ)」を加えた「FECO」と名付け、クールビズの導入や緑のカーテンにも取り組んでいる。
1500人分という目標の設定は、横浜市衛生研究所(神奈川県)の発表でポリオ流行4カ国の患者数が1509人(08年)と知ったため。グループ各社、県内15カ所の直営給油所、運営するTSUTAYA5店舗などにも協力を呼び掛けてきた。
活動はグループ内や社員の家庭に浸透し、社外から本社や給油所に持ち込む人も増えた。グループ内には給油所やきらら交流館があり、集まりやすい環境も活動の一助に。年4回のグループ社内報には毎回、回収数を掲載した。
「本当に達成したという気持ちと、意外に年数がかかったという気持ちの両方がある」と代表の吉田優子さん(富士商)。回収したキャップには違うものも交ざっており、選別に加え、汚れの激しいキャップの洗浄にも苦労したという。
キャップは持ち込んだ下関市のリサイクル業者によってパレット原料となり、その売上金の一部がNPO法人エコキャップ推進協会(神奈川県横浜市)に入る仕組み。19日に同協会から5年間の累計個数が記された受領書が届いた。
開始当初からのメンバー、吉田さんと工藤友子さん(同)は「多くの人たちの協力のおかげ」と感謝の気持ちを述べつつ、「せっかく根付いてきた活動なので、これからも続けたい」とさらなる意欲を見せている。
新たな目標は約1000人のプラスとなる2545人。市内の0~4歳の乳幼児数に相当する。これからは社内報だけでなく、富士商ビルの正面玄関に進展状況を示したグラフを張り出し、さらに意識を高めていきたいという。

カテゴリー:経済2014年4月23日

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