宇部の「一番のり」集荷

県内産のりの生産量の9割以上を占める県漁協宇部岬支店で5日から、今シーズン初めて刈られた〝一番のり〟の品質検査が始まった。一番のりは柔らかく風味が良いとあって人気が高い。9日に福岡市の全漁連九州事業所で行われる初入札会で、高値が付くようにと生産者は期待を寄せている。

宇部・小野田地区では岬支店の23人を筆頭に、藤曲浦支店、小野田支店、新宇部漁協で約30人が養殖に取り組んでいる。11月中旬にノリの種の付いたカキ殻を専用のネットに取り付け、ノリ網に重ねて海に張り込んだ。12月になってから刈り込みが始まり、生産者が洗浄、加工して板のりに仕上げた。

集荷作業は宇部岬支店の検査場倉庫で行われており、倉庫内はのりの香りに包まれている。コンベヤーで流れてくる板のりの束を検査員が、色、表面のつや、柔らかさなどの品質基準に従って最上級の「優上」から「優」「特上」などに格付け。係員が等級ごとに板のりに巻いた帯封にスタンプを押し、箱詰めした。

県漁協販売1課の塚本健係長は「伸びたノリを魚や鳥が食べてしまうバリカン症がみられ、生産量がやや落ちている。ただ色は良く品質は良い。初値で1枚17円ぐらい付けばいいが」と話した。

昨シーズンの県全体の生産量は約2500万枚。今シーズンはバリカン症が心配されるが、来年4月上旬の最後の共販までに昨シーズン並みに持ち直すのを期待している。

 

カテゴリー:経済,季節2016年12月7日

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