上半期の宇部空港利用者数、横ばい

山口宇部空港の2013年度上半期の利用者が、12年度より2705人(0・6%)多い42万5040人に上った。バッテリーの不具合で全日空ボーイング787型機(B787)が5月まで就航できず影響が出たが、路線に戻った6~8月は対前年を上回り、半年間としてはほぼ前年度並みとなった。

13年度上半期の月別利用者は▽4月=6万484人(対前年度3193人減)▽5月=6万9185人(17人減)▽6月=6万4018人(2078人増)▽7月=7万876人(1788人増)▽8月=9万163人(2774人増)▽9月=7万314人(725人減)。
上半期の最近の年度別累計利用者数は10年度が40万6136人(利用率64・4%)、11年度が36万6645人(同58・4%)、12年度が42万2335人(同58・4%)、13年度が42万5040人(同54・1%)。
11年度は東日本大震災の影響などで利用者が激減したが、8往復から移行した9往復体制が定着した12年度は大幅に増加。しかし13年度は今年1月にB787のトラブル発生で、最新鋭機の同機が5月いっぱいまで就航できなかった。
県商工労働部交通政策課では「6~8月に伸びたのは、東京ディズニーランドが30周年を迎え、首都圏方面の観光客が増え利用を押し上げたのが一因。9月が減ったのは関東地方の荒天で、欠航が昨年より3便多い9便あった影響があるのでは」と分析している。
昨年12月に開港し13年度上半期の利用者が18万2925人、利用者数を提供座席数で割った利用率が74・4%と好調な岩国錦帯橋空港の影響については「競合する部分は少なく、両空港を活用した県内周遊の旅行商品も企画されるなど、むしろ相乗効果の方が大きい」という。
山口宇部空港の上半期利用率は、前年を4・3ポイント下回る54・1%にとどまっている。交通政策課では「昨年度、就航したB787型機の定員は多くが264人だったが、今年度はほぼ335人の機材。座席提供数の拡大に比べ乗客数が横ばいのため利用率が落ちた」とした。
12年度の年間利用者は、B787トラブルの影響が1~3月にあったが、トータルでは11年度より7万1903人多い83万4412人と、4年ぶりに80万人台に回復した。
県は利用増に向けて下半期、山口宇部空港利用促進振興会、山口宇部空港ビルなどとタイアップし、首都圏から県内観光する旅行商品を支援したり、人の動きが鈍くなる冬季の利用キャンペーンに取り組む。

カテゴリー:経済2013年10月24日

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