ルネサス山口工場閉鎖へ

 ルネサスエレクトロニクス(呉文精社長兼CEO、本社東京都)は1日、100%子会社のルネサスセミコンダクタマニュファクチュアリング(宮本佳幸社長、本社茨城県ひたちなか市、以下RSMC)の山口工場(宇部市東万倉)を、今後2~3年をめどに閉鎖すると発表した。
 同工場は、2012年7月にルネサスエレクトロニクスが発表した再編に基づき、半導体回路を組み立てる工程部分が13年末で閉鎖され、民生用・産業用のシステムLSIなどの半導体回路を製造する工程が14年4月からRSMC傘下に入っていた。
 RSMCによると、同工場の生産能力は、国内総生産量の約7%。将来の事業環境ニーズに合った最適な生産体制構築に向けた検討を進めた結果、合理的かつ安定的な製品供給を継続する運営が困難と判断したという。具体的な閉鎖日はまだ決まっていない。
 現在、同工場では正社員が260人、有期雇用を含めると370人が働いている。ルネサスエレクトロニクスのコーポレートコミュニケーション部は、社員の処遇について、今後も雇用が継続するよう努力し、閉鎖後の工場の活用についても譲渡先確保に向け努力するとした。
 久保田后子市長は「これまでの本市の経済発展に多大な貢献をいただいている山口工場が閉鎖の方針を示されたことは、大変残念。厳しいことは理解するが、山口工場の存続について、再度検討いただくとともに、従業員の雇用が継続されるよう、県と連携し要請していきたい」とコメントを出した。

カテゴリー:経済2018年6月2日

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