ルネサス山口工場、今月中旬に「後工程」閉鎖

ルネサスセミコンダクタ九州・山口(有泉洋文社長、熊本市)が宇部市東万倉に展開する山口工場の「後工程」が、今月中旬に閉鎖する。従業員は大分工場(大分県中津市)を中心に配置転換となるが、有期で再雇用されていた従業員については解雇となる。同社では具体的な数字を明らかにしていないが、解雇者数は50人規模とみられる。

同社は経営再建の一環として昨年7月に合理化を発表。希望退職を募り、山口工場では従業員1243人のうち711人が応じた。このうち119人が再雇用されたが、残りの592人が退職した。
工場については半導体回路を製造する「前工程」は合理化発表時から1年以内に売却、半導体を組み立てる「後工程」は2013年度下期に閉鎖する方針を打ち出していた。
今回の閉鎖はこれに沿って実施したもので、山口工場での組み立てラインは停止し他工場に移管される。
同社では「前工程」「後工程」の従業員数を合わせて約580人と発表しているが、それぞれの従業員数は明らかにしていない。解雇についても「閉鎖に伴うというよりも、有期契約が満了したことによる雇用契約の解消」としている。売却先を探していた「前工程」については「製品の受注状況は良好。適正体格で運営を継続するが、譲渡の交渉は継続していく」とした。
今回の閉鎖について山口労働局では「方針通りの決定で、解雇者が出たことについても想定内」と話した。
昨年10月末で退職した592人のうち丸1年が経過した今年10月末時点で再就職した人は435人(73・5%)。再就職希望者の中には家庭に入った人もおり、山口労働局では「ほぼ落ち着いてきた。ただ、今回の閉鎖で退職する人を含め再就職を希望される人には、引き続き新たな職場のあっせんに努めたい」とした。

カテゴリー:経済2013年12月3日

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