ウベモクファームのベビーリーフすくすくと

木材・建材の販売、住宅建設などを手掛けるウベモク(酒田三男社長)がハミングロード新天町内の空き店舗に整備を進めている水耕栽培の植物工場「ウベモクファーム」で、小さな野菜ベビーリーフが順調に育っている。新川市まつりに合わせ、5日には無料試食会を開き、初めて収穫する野菜を振る舞う。

山口大や大学発ベンチャー、新都市への進出企業、雇用創造協議会などと連携した新事業。自然光を使わず、発光ダイオード(LED)を光源とした完全閉鎖型のユニットで高付加価値の野菜を栽培し、市内の飲食店などに供給する。9月に正式オープンする。
空き店舗を活用することで初期投資額を抑え、自社の技術で断熱加工。既に工事の過程で注目を集めており、集客効果やにぎわい創出、地域活性化が期待される。鳥取市に先進事例があるという。電気代や消耗品の交換などのコストも掛かるが、高寿命のLEDで対応。ブルーウェーブテクノロジーズの製品を採用する。
工場は異物や虫、菌を持ち込まないよう、入室時にはクリーンスーツを着用し、エアシャワーを使用する。内部には育苗棚と養液が循環する多段式の定植棚があり、常時、室温20度、湿度60%に保ち、二酸化炭素の濃度は大気中の3倍(1200ppm)にするなど、生育環境を整えた。白色灯とLEDを併用し、照度を変えながら野菜の色合いや味の調整を試みている。
ベビーリーフは、ルッコラ、ミズナ、グリーンマスタード、ロロロッサなど7種類。4月12日に種をまき、3週間で出荷できるまでに育った。抗酸化作用があり、栄養価も高い。何より水洗いしないでそのまま食べられるのが特徴だ。
中尾泰樹常務は「目で楽しんでおいしく、栄養のある野菜を提供したい。飲食店との契約でカスタムメードも可能。まずは植物工場野菜を広く知っていただきたい」と語った。
5日の試食会は午前10時半と午後2時から。初収穫の野菜を盛り合わせ500食を用意する。研究室のような内部もガラス越しに公開したいとしている。

カテゴリー:経済2014年5月2日

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