アルモウルドが国内初の防虫型LED外灯システムを開発

有帆などに工場を置く一般機器製造業アルモウルド(杉野修二社長、本社宇部市際波)は、新たに防虫型発光ダイオード(LED)外灯システムを開発した。害虫のガのほか蚊にも対応する国内初の技術といい、公園や遊園地など人が集まる施設での普及を目指す。
これまでの害虫対策は紫外線を多く出す蛍光灯におびき寄せられた虫を電気ショックで捕らえる「電撃殺虫器」が主流。薬剤を使わず、設置しても空気が汚れる心配はないが、機器の内部には虫の死骸がたまり、定期的な内部の清掃が必要だった。
同社が今回開発した製品は、LEDメーカーの技術協力を受け、光を虫が最も嫌う波長に調整。2種類の光源を混ぜ、蚊とガに対応した。1台当たりの明るさは5300ルーメン。最大20㍍程度の広範囲で害虫を近づけない。
電気代は1日20円程度で、これまでの約5分の1で済むという。有帆工場で受注生産する価格はサイズにより異なるが、標準品で15万円(消費税抜き)程度。
今月から本格的な販売を始め、韓国の別荘地での大量導入が検討されている。野菜や花、果樹栽培の邪魔になるハスモンヨトウやオオタバコガにも効果的で、農園関係者の需要も見込む。
今後は小型で安価な家庭用の開発にも取り組む方針。同社の岸野昭二会長は「ガと蚊の両方に対応した独自技術で広いニーズが期待される。クリーンな害虫対策として積極的にアピールしたい」と話した。

カテゴリー:経済2014年8月27日

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