にぎわい宇部、開店第1号店

中心市街地の活性化に向けて活動するまちづくり会社にぎわい宇部(安部研一社長)が開店に携わった初店舗が27日、中央町2丁目に本格オープンする。かつての銀天街のにぎわいを知る小川成子さん(37)がオーナーの「はるとゆき雑貨店」で、銀天街そして中心市街地再生に向けた実践的な試みがいよいよ動きだした。

店舗はもともと小川さんの大叔母が経営しており、1年前に閉店したたばこ店。広さ1畳ほどの小さな店だが、たばこ屋特有のショーケースを生かしつつ、展示棚を自作するなどのリノベーションを行い、雑貨店へと生まれ変わった。

銀天街で生まれ育った小川さんは、現在、2歳と4歳の男の子を育てる母親でもある。雑貨店をオープンさせる決心に至ったのは、子育てする同世代の女性の「銀天街は子どもを連れて歩くのが怖い」という一言だった。

自分の生まれ育った町を怖いと言われたのは大きなショックだったという。いずれ店を開きたいという思いがあったが、カフェや多世代交流の広場ができてきた中で、同世代の女性が子連れで気軽に立ち寄れる場所ができたらと開店を決めた。

にぎわい宇部の職員と、以前からの知り合いだったことも後押し。リノベーション資金助成などのアドバイスを受け、開店にこぎつけた。

扱う商品は、小川さん自身が気に入った雑貨、古本など。オープンから1週間は毎日営業するが、以後は毎週土曜と第2・4日曜の営業とし、子育てと両立していくという。

「SNSで知り合った市外の人から、宇部の商店街にも新しい風がそよいでいると言ってもらえた。状況ががらりと一変は難しいと思うけれど、中心市街地ににぎわいが戻るように微力ながら貢献したい」と意気込む。

にぎわい宇部では、中央町地区の地権者と交渉し、空き店舗でリノベーションできる物件を増やしつつある。今年度中に、さらに地区内に2件、新規で開店するめどが立っているという。そよぎ始めた新しい風をしっかりつかむための試みは始まったばかりだ。

カテゴリー:経済2017年4月22日

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