くすのき商工会が中期計画でブランド創造

くすのき商工会(下井洋美会長)は、今年度から2017年度までの5カ年を目途とした中期事業計画書「楠ブランドの創造」の原案をまとめた。観光、定住、特産品、飲食、学術の五つの分野で諸事業を展開し、次の世代に継承する楠地域を創り上げていく。

商工会の事業活動の中核をなす経営改善普及、地域振興、社会一般の福祉の推進という諸事業にどのように取り組むかを示したもの。県商工会連合会の地域貢献アピールプラン策定事業に採択され、同事業推進委員会の中で作業を進めてきた。5月の総会で承認されれば、具体的に動き出す。
観光と定住は人口増加支援事業となる。自然、歴史、文化などのツアーコースの設定やマップの作成、写真大会の開催で人を呼び込む。楠検定や勉強会で観光ガイドを育成して地域の魅力をアピールするとともに、婚活パーティーを企画して出会いの場を演出する。市の情報バンクと連携し、空き家や古民家の活用、チャレンジショップなどの創業支援も実施する。
特産品は商品力の強化、顧客満足度の調査、展示会や即売会、商談会の開催を通じてPRする。飲食では、楠を代表する米、ナス、キュウリを活用した加工品、料理、弁当を開発し、販路を開拓。米や野菜などのオーナー制度も発足させる。
学術は、新しい学びの拠点となった「学びの森くすのき」で歴史や文化、百人一首教室を開催。赤間硯(すずり)、琴、竹といった伝統工芸品の製作体験、小学生を対象にしたベンチャーキッズ事業の開催、高齢者を講師とした伝統技術・知識の継承に取り組む。
各分野で地域活性化、商品化、サービス化に活用する重点地域資源は、会員、地域住民、中学生、大学生を対象にしたアンケートの結果を反映させた。一連の事業は実行委員会方式で進め、関係機関が協力しながら、地域のメリット、会員のメリットとなる仕組みを構築する。地域イメージを確立させるため、キャッチコピーやイメージキャラクターの作成にも取り組みたいとしている。

カテゴリー:経済2014年1月22日

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