「長州侍」PR強化へプロジェクト

宇部のブランド芋焼酎「長州侍」を全国に広め、地域活性化につなげようと、市内の若者有志が動画や書籍を作るためのプロジェクトを立ち上げた。資金調達にはクラウドファウンディング(広く一般から資金を集める方法)、動画公開には専用アプリケーションソフトを用いたAR(拡張現実)と、ICT(情報通信技術)を駆使しての挑戦だ。現在、支援と協力を呼び掛けている。

長州侍は「企業組合長州侍」(木村一清代表)が地元で取れたサツマイモを使用して造っている。新たにコロッケやスイーツなどの商品を展開する事業は、先に国の6次産業化・地産地消法に基づく総合化事業計画にも認定された。
PRプロジェクトを立ち上げたのは中川真太郎さん(23)。学生時代に木村さんと知り合い、長州侍に込めた思いを知った。「ネット系の仕事を通じて周りの人を喜ばせたかった。その対象が木村さん」ときっかけを語る。市内でライブハウスを経営する宮本修平さん(28)は中川さんに刺激を受けて加わった。
長州侍のボトルかパッケージにスマートフォン(多機能型携帯電話)などをかざすと、現実環境にいながら、ネットワーク上にある動画を見ることができる映像技術を試す。「還暦を迎え、これからの人生は人のために何かをしたい」と12年前に農業に参入し、その志を持ち続ける木村さんと長州侍の物語を描く。専用アプリも開発する。
特定のプロジェクトやベンチャー、夢を実現しようとしている個人や団体がインターネット経由で資金を調達するサイト「シューティングスター」に登録し、支援を募っている。目標額は200万円。長州侍や木村代表のお礼の動画、Tシャツ、コロッケを組み合わせたギフトを販売中。30日間で目標額に達すれば成立し、予約購入も決済される。
期限まで20日を切った現在の支援状況は厳しい。ネットを介してのカード決済や振り込みなどへの不安を払拭(ふっしょく)しようと、市内の事業所などに趣意書を配布。寄付の申し出があった場合、ロゴ入りTシャツを着た2人が直接出向く。「思いばかりを伝えるのではなく、行動やアピールを通じて宇部が脚光を浴びれば」と語る。

カテゴリー:経済2014年4月12日

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