「夢雀」企画のアーキスが県最優秀

 山口市泉都町のベンチャー企業ARCHIS(アーキス)が企画開発した世界一高価な日本酒「夢雀」による地域活性化事業が、19日に開かれた県ビジネスプランコンテスト(県、やまぐち産業振興財団主催)で最優秀賞に輝いた。10月に福岡市で開かれる「九州・山口ベンチャーマーケット」で県代表として発表する。
 意欲的な取り組みを行う県内中小企業の発掘と成長の支援を目的としたコンテスト。新たな事業展開や新商品・サービス開発に取り組む県内6社が、山口市米屋町のやまぐち創業応援スペース「mirai365」で発表した。
 ARCHISは、社長の松浦奈津子さん(37)が女性創業応援やまぐちの支援を受けて2015年に設立。「世界一高い日本酒が、過疎地域を活性化!海外富裕層向け〝ビンテージライスワイン〟『夢雀』」をテーマに、松浦さんの古里である岩国市錦町の米、水、酒蔵にこだわって商品化した「夢雀」の販売戦略を発表した。
 純米大吟醸のビンテージ酒として開発された「夢雀」は16年、ドバイ、フランス、香港など海外を中心に1本(750㍉㍑)8万8000円で発売。ドバイのホテルで1本60万円で扱われたことでも注目された。発表会で松浦さんは、長期熟成できる特性を生かして、ワインのように古酒を値上げしながら販売するビンテージ計画や、世界販売を通じて過疎地域に利益が還元される仕組みづくりが進んでいることを紹介した。
 松浦さんは「夢雀をドンペリやロマネコンティのような存在にしたい」とし、アメリカ、ヨーロッパ、アジアへの販路拡大に着手していることや、酒米としている「イセヒカリ」の契約栽培を阿東徳佐でも始めたことも披露。「ブランディングを通して世界における日本酒の地位を向上させるとともに、過疎地を活性化させ、世界から注目される魅力ある地域へと変えていきたい」などと決意を語った。

カテゴリー:経済2018年6月21日

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