ITの即戦力技術者、産学連携で育成へ

山口大工学部知能情報工学科は、企業の協力を得て実践的な教育カリキュラムを新年度から開始した。産学連携の一貫性のあるプログラムで就職後、即戦力となるIT人材の育成を図る。

経済産業省所管の情報処理推進機構(IPA)の補助事業。「簡易ビジネスシステムを利活用した仮想企業間での導入実証実験とOSSモデルカリキュラムの有効性評価」で、三年生(八十人)が対象。
Linuxなど、ソフトウエアの設計図となるソースコードが公開されているOSS(オープンソースソフトウエア)を用いて、在庫や受発注管理など実際のビジネスを想定した大規模システムを十人程度のチームで分担して開発する。ソフトウエア企業の新入社員教育で使用していたものを大学用にアレンジした。協調性や納期管理能力も育成する。講師も企業から招く。
一般に、これまでの大学教育では学生個人が小規模なプログラムを演習でつくり技術を学んでいた。就職後、第一線の技術者になるのに三│五年かかるとされ、大学と企業が連携した人材育成が課題だった。
同科ではこのほか一年生を対象に同省の「産学連携IT人材育成プラットホーム構築事業」を開始。日立製作所と連携し論理的思考や情報セキュリティーの基礎を習得させる。
浜本義彦教授は「企業のノウハウを活用して優秀な人材を効率よく育成したい」と話した。

カテゴリー:教育・文化2010年4月30日

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