宇部産キュウリ 栽培現場を視察、給食で地産地消

ハウス内でキュウリの栽培方法を説明する重冨さん 宇部産キュウリの栽培状況や、その生産団体の宇部ハウス園芸組合(西本正行組合長、10戸)について知ろうと、学校栄養職員7人が29日、同組合の重冨孟さんのハウスを視察。安全でおいしいキュウリを作るための工夫や苦労を聞いた。宇部キュウリ450kg(1日分)を使用する学校給食は5月に計画されている。

地産地消を学校給食でも推進していくための視察研修会で、学校栄養職員らが毎年春休みなどを利用して市内の農家を訪ねている。
同組合は1967年に結成され、現在は10戸の農家の計2・6haでキュウリをハウス栽培している。県内でキュウリを1年間通して栽培しているのは同組合だけ。年間10万ケース、500tを市中央卸売市場に出荷。アンテナショップとして、サンパークあじす内の「新鮮館」で宇部キュウリが取り扱われている。
この日は、重冨さんがハウス内を案内し、栽培方法を説明。作付けは年2回で、春作キュウリは1─6月、秋作キュウリは8─11月に出荷していること、朝収穫した物は翌朝には店頭に並ぶ仕組みになっていること、ハウス内は昼間は26─27度、夜は12度に保っていることなどを紹介した。
また、農薬について「安全なキュウリを提供するため、薬は月3回までに抑えている。農薬をやるのは、お金も手間もかかって生産側も大変。薬は使いたくて使っているのではないことを、消費者にも分かってほしい」と強調。
キュウリは大きくなり過ぎると規格外となって商品にならないため、毎日の収穫が必要で、収穫期には一日も休みが取れない現状についても、苦笑いしながら話していた。

カテゴリー:教育・文化2010年3月30日

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