理科大が技術士資格取得を支援

山口東京理科大(塚本桓世学長)は18日、全国の大学で初めて、JABEE(日本技術者教育認定機構)認定の教育プログラムを修了した学部生、院生22人を卒業と同時に技術士補に登録した。技術士補に登録すれば、そこから最短四年で、科学技術の応用面に携わる技術者にとって最も権威のある国家資格・技術士を取得できる。技術者教育に力を入れる同大では「技術士を目指す学生にとって、より円滑に取得を進められるというメリットは大きい」としている。

技術士制度は、文部科学省が所管する優れた技術者育成を図るための資格認定制度。資格取得のためには、1次試験に合格して修習技術者になり、修習技術者として実務修習プログラムに4年間従事、または7年間の実務経験、あるいは技術士補に登録し、4年以上指導技術士の下で実務経験を積み、2次試験の受験資格を得て、同試験に合格しなければならない。ただし、JABEE認定の教育プログラム修了生は1次試験が免除され、修習技術者の資格を有している。
従来、同大のJABEE認定の教育プログラム修了生が技術士補に登録するためには、卒業後に各自で指導技術士を探さなければならなかった。今回、東京理科大理窓技術士会(三沢昭会長)の協力を受け、大学側で同会から指導技術士を選定できるようになったため、修了生は卒業と同時に技術士補の登録が可能になった。
同大学位記授与式の後に実施された技術士補登録証授与式では、登録した22人が、三沢会長から証書を受け取った。三沢会長は「技術士補も立派な資格。それを名乗ることは当然責任も大きくなる。実務経験を積み、総合的な感性で技術を判断し実行できる技術士になってほしい」と激励した。
技術士補に登録した22人の進路は、就職や大学に残っての研究などさまざまだが、各自が指導技術士の指導の下、実務経験を積み、技術士資格の取得を目指す。

カテゴリー:教育・文化2010年3月19日

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