「すごろく」で防災学習、地域や学校で活用を

sugoroku.jpg 台風や高潮、大雨による浸水、停電など、災害について学び、発生時の対応を身に付けてもらおうと、宇部市防災危機管理課は「みぞめぼうさいすごろく」と「高潮防災すごろく」を作製した。「地域のイベントや学校の休み時間を利用して、楽しみながら学んでほしい」と活用に期待を寄せている。

文部科学省の防災教育支援事業「風水害に関する防災教育支援の高度化と普及プログラム」として、小・中学校で防災授業を展開するとともに、同課の職員が日本気象予報士会、日本防災士会県支部などのアドバイスを得ながら仕上げた。
マップはA1サイズ(縦59・4㎝、横84・1㎝)で折り畳める。「みぞめすごろく」は、小学校区内を回りながら、楽しく学べるように工夫されている。
30個の升目には「停電で真っ暗になった」「学校の帰り道に道路が水浸し。ひざぐらいまでの深さだったので、無理して進んだら穴に落ちた」「携帯ラジオで情報収集」「あらかじめご飯をたくさん炊いて、おにぎりを作っておいた」などがあり、災害への備えや危機管理意識の大切さが分かる。10分程度でゴールできるという。
中学生以上を対象にした「高潮すごろく」は、主に市南部をエリアに構成している。升目は33あり、災害時の対応はもちろん、郷土の災害の歴史、地震計がある場所、防災週間などについて知識を深めてもらおうと加えた。台風の強さや被害状況は写真とイラストでも紹介している。
試行版を使った見初小の児童は「防災のことが楽しく覚えられた」「自分の家の周りのことや普段はあまり気にしていなかったことが分かった」「詳しく書いてあって勉強になった」との感想を寄せている。
10部ずつ作り、見初小、神原中、両校区の自主防災組織関係者に寄贈した。市のホームページでも公開されている。

カテゴリー:教育・文化2010年3月18日

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