テレビ会議で3大学結ぶ 山口東京理科大と県立大と学芸大

tv.jpg 山口東京理科大(塚本桓世学長、山陽小野田市大学通)と県立大(江里健輔学長、山口市桜畠)、山口学芸大(加屋野洋学長、山口市小郡上郷)の3大学を結ぶテレビ会議システムが開設され、各大学の学長らが4日、システムを運用して初の意見交換をした。定期会議や双方向の遠隔講義などに役立てていく。

県立大で行われた開通式には、同大の関係者8人が出席。55インチのモニター画面には、光回線を通じて各大学の出席者が同時に映し出された。各学長のあいさつに続き、3大学の連携事業の現状と今後の展開について説明があり、出席者は鮮明な画像と聞き取りやすい音声を確認しながら、簡単な自己紹介と意見交換をした。
3大学は、特色ある教育に取り組んでいる小規模大学を対象にした文部科学省の「大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム」に共同で応募し、昨年9月、プログラムの共同実施について締結、調印した。事業採択は今年度から3年間。初年度は約4300万円で、テレビ会議システムの設置や高校生向け公開講座の立案、地域協力機関との協定協議などを進めてきた。
プログラムでは2011年度の仮想的大学の本格始動を目指し、各大学の特色を踏まえた教育・研究連携で、教育の質の向上を図る。高校や地域とも連携し、教育プログラムの開発、地域活性化に資する人材の育成などに取り組む。
教育・研究連携では、新年度から3大学の共通講座として「地域学」(2単位)を試行的に実施する方針。テレビ会議システムは最大6拠点までつなぐことができ、研究機関や行政機関との共同運用も考えていく。各大学では、講義室に端末を設置する準備も進めている。
塚本学長は「地域の若者たちを県の活性化に役立つ人材に育てていきたいというのが三大学の思い。地域に根差した愛される大学を目指したい」と抱負。加屋野学長は「連携事業で、教養や専門教育を充実していけたら。学生たちの研究やクラブ活動にも役立つのでは」と期待を述べた。
江里学長は「テレビ会議システムは情報交換に非常に有効。より効率的にプログラムを推進でき、学生たちの教育に貢献すると期待している。共に手を携え、有効に使いたい」と話した。

カテゴリー:教育・文化2010年3月5日

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