小野田工高定時制、35歳の吉坂さん卒業

sotugyou.jpg 小野田工高定時制の吉坂竜造さんは、35歳での卒業式。乙種第1―6類の危険物取扱者資格を取得するなど、同校によると「まれに見る優秀な成績と模範的な生活態度」で、学びやを後にした。

下関市での中学時代は、毎週のように家庭裁判所に呼び出されていたほど素行が悪く、勉強にも全く関心がなかったが、保護司の支えで更生。中学卒業後は、レストランでの調理や長距離のトラック運転手などの職に就いた。転職を繰り返すたびに思い知らされたのは、多くの企業が高卒以上の学歴を求めているという現実。28歳のときに結婚した3歳年上の妻の勧めで一念発起し、3年前同校の門をくぐった。
入学当初から高い志を持って勉学に励み、危険物全種、2級ボイラー技士、機械製図検定などに次々と合格。生活態度も良く、3年間無遅刻無欠席の皆勤賞を受賞した。
吉坂さんは「社会経験が長い分、10歳代の同級生たちの模範にならなければという思いはあった。同世代と比べると遅い卒業だが、遠回りした分、いい経験をさせてもらったと考えたい。後押ししてくれた妻には、とても感謝している。2人の子供にも頑張っている姿を見せられたと思う」と語った。
卒業後は、現在アルバイトで働いている市内の会社に正社員として採用される。

カテゴリー:教育・文化2010年3月1日

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