山陽小野田市で子供市議会

gikai.jpg 山陽小野田市の次代を担う小学生が古里の将来について行政に考えを聞く子供市議会は3日、市役所の市議会本会議場で開かれ、12人の6年生が住み良い町をつくるための質問や提案をした。市ふるさとづくり推進協議会主催、市、市議会、市教育委員会共催。 市議会一般質問の模擬体験を通して、市民の一員であることを自覚し、将来のまちづくりに関心を深めてもらおうと毎年、開いている。今年で4回目。市内6小学校から2人ずつ参加した。

開会行事では主催者を代表して安部寛二ふるさとづくり推進協議会会長が「行政の仕組みを体験し、どうすれば住み良い町になるか、自分たちは何をすべきかを考える機会にしてください」とあいさつ。この後、各校ごとに登壇し、10分の持ち時間で執行部の見解を聞いた。
有帆小の児玉祥太郎君、天野神那さんは「下校時に地域の人が見守ってくれるが、中学校に進み、クラブ活動の帰りなどは通学路が暗くて不安。街灯や、有帆川沿いにガードレールを設置して」と要望。大田博美市民福祉部長は「街灯は自治会に補助金を出して管理してもらっている。皆さんも地域で必要性を話してみて」、道永芳美建設部長は「ガードレールは時間はかかるが、整備していきたい」と答えた。
厚陽小の坪河彩音さん、舩林広海君は、地域に大きなスーパーマーケットや病院、図書館がないとして、梶漁港からおのだサンパークまで、厚狭川に新しい橋を架けるよう提案。市村雄二郎企画政策部長は「提案された新しい橋は、周辺道路の整備も考えると400億円が必要で、これは市の年間予算240億円を超えており、難しい。建設に当たっての海の環境問題もある」と答弁した。
埴生小の久保田千春さん、秋本剛輝君は〝観光立国〟を宣言した日本にちなみ、美しい埴生の海を観光資源にするよう訴え、秋本君は「『カブトガニに会える海水浴場』として売り出して」と具体的に提案。市村企画政策部長は「やはり財源的に困難だが、自然を生かそうという素晴らしい提案には感心する」と答えた。
子供たちは一般質問のために地元でアンケートやインタビューをしたり、事前に写真を撮影して実態を議場で発表したりと、準備と工夫を重ねた。財源不足で提案がすぐには実現しないという現実問題にも触れる貴重な体験となった。

カテゴリー:教育・文化2010年2月4日

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