香川高の山本さんがファッションデザイン全国2位

アート&スポーツ理事長賞に選ばれた山本さん(香川高で)

世界的なデザイナー、コシノジュンコさんが審査員長を務める「ファッションデザインコンテスト2013」で、宇部フロンティア大付属香川高生活デザイン科3年の山本真弓さんが、準グランプリに当たるアート&スポーツ理事長賞に選ばれた。

コンテストは、世界に通用する人材の発掘を目指し、昨年から栃木県の宇都宮アート&スポーツ専門学校が、全国の中・高校生を対象に開催。今年は応募のあったデザイン画約500点の中から、1次審査を通過した17点の実物作品が、別の中・高校生モデルが着用するファッションショー形式で、最終審査された。
募集テーマは「Make a New Trend―創造」で、山本さんの作品名は「勇猛―魅惑」。微小粒子状物質(PM2・5)や黄砂、花粉、鳥インフルエンザなど、マスクをせざるを得ない劣悪な環境を背景に、あえてそれをファッションに取り入れた未来志向型のデザインを考えた。肩のとがり具合で勇敢さ、胸元のカットでエロチックな女性らしさと自立した女性の格好よさの融合を図っている。
実物作品は山本さんと、指導する河村雅子先生が共同で制作。試作品2着をへて、実際に白のエナメルで縫製した。2人はアイロンも縫い直しも利かない生地に悪戦苦闘しつつ、1カ月弱で黒のファスナーをアクセントにした作品を仕上げた。本番前にもモデルの体型に合わせて手直しを迫られた言う。
「リハーサルで自分の手掛けた作品を目の前にして、ウルッときた」と山本さん。準グランプリの受賞は「まさか選ばれるとは思わず、信じられなかったが、時間がたつにつれグランプリを逃した悔しさもこみ上げてきた」と話す。コシノ審査員長からは「頂点に立つと下りるしかないが、2、3位は、さらに上を目指せる」とエールを受けた。
河村先生は「絵が緻密で独創的なデザインを数多く生み出す」と山本さんを評する。8月の東洋きもの専門学校ゆかたデザインコンテストでも佳作に入った山本さんは、今回の受賞を機に進路を固めた。「世界で活躍するファッションデザイナーになりたい」と目を輝かせる。

カテゴリー:教育・文化2013年9月11日

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