バレエの藤井さん、南アフリカの公演で主役

主役のオーロラ姫を演じた藤井さん(右、提供)

山陽小野田市出身のバレエダンサー、藤井真美さん(20)が、今月中旬に南アフリカで行われた、ケープタウン・シティ・バレエ団の公演「眠れる森の美女」で、主役のオーロラ姫を演じた。プロとして歩み始めてから1年でつかんだ主役の座。バレエの本場ヨーロッパで活躍したいという夢に向かって、着実にステップアップしている。

藤井さんは、3歳から埴生の黒木隆江バレエスタジオでクラシックバレエを始め、2010年9月、当時通っていた厚狭高を退学し、単身渡英。イギリスでも権威ある国立イングリッシュ・ナショナル・バレエスクールのプロフェッショナルクラスに編入した。2年間のレッスンを経て、昨年7月に卒業。プロのバレエダンサーとしての一歩を踏み出した。
ケープタウン・シティ・バレエ団との契約は2回目。藤井さんにとっては、バレエスクール卒業直後の昨年7月から2カ月間、同団で公演を2カ月こなし、バレエダンサーとしてやっていける自信を付けた場所でもある。今年5月、1年目のダンサーとしては異例の2年という長期契約で、同団に迎えられていた。
今回の主役抜てきは運も味方した。当初、主役で踊るはずだったロイヤルバレエ団(イギリス)のダンサーが、公演1週間前にけがを理由に出演をキャンセル。藤井さんに白羽の矢が立った。
藤井さんは「主役の話をいただいた当初はうれしかったけれど、すぐにその責任の重大さに気付き、踊りきれるか不安になった」と振り返る。1週間という短い準備期間にリハーサルもほとんどできないという厳しい状況を乗り越え、抜てきした同団ディレクターの期待にも応え、9日間の公演をやり遂げた。
公演が終わった時の気持ちは、ホッとした部分もあったが、もっと踊りたかったという思いがあふれてきたという藤井さん。今後については「まずはケープタウン・シティ・バレエ団のプリンシパル(バレエ団のトップダンサー)になって、いろいろな役を踊ってみたい。そしてヨーロッパで活躍したい」と語った。

カテゴリー:教育・文化2013年8月30日

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