来年の2学期から配食、新給食センター建設開始

新給食センターの完成予想図

宇部市は、西岐波山田の宇部臨空頭脳パーク隣接地に、新しい学校給食センターを建設する。床をぬらさないドライシステムを採用し、衛生管理を徹底。太陽光発電、食育実習室、食物アレルギー対応の専用調理室も整え、先進的な給食調理場を目指す。今年6月から基礎工事に着工し、来年6月には建物が完成。外構植栽工事を8月までに終え、2学期に合わせて9月から供用を開始する。現行は自校式の鵜ノ島小と常盤中が加わり、計8校に1日、約4000食を届ける。

北琴芝2丁目にある現給食センターは、1967年に建設され、老朽化が進んでいた。今は新川小、恩田小、藤山小、上宇部中、桃山中、藤山中の6校に、約3140食を配送している。
新センターは、県道山口宇部線(旧山口宇部有料道路)へのアクセス道の北側に位置。敷地面積は7040平方㍍で、現在の1・46倍。建物は鉄骨造り2階建てで、延べ床面積は2453平方㍍と、2・55倍に広がる。自動炊飯設備など調理機能は1階に集約。2階には調理員の休憩室とミーティングルームを設ける。総事業費は約16億5000万円。
衛生面では、学校給食衛生管理基準にのっとり、ドライシステムを採用。下処理をする汚染作業区域と非汚染作業区域を区分し、安心・安全な作業環境を重視している。環境面では、芝生駐車場や壁面緑化、発光ダイオード(LED)照明に加え、屋上に1時間当たり10㌔㍗の発電が可能な太陽光発電の設備を整え、地下の雨水貯留槽(15立方㍍)に雨水を蓄えて、花壇や芝生への散水に利用する。
災害対応としては、ガス式発電機(8㌔㍗時)で事務所機能を維持できる電源を確保。受水槽(42㌧)には調理用水として水道水を蓄える。食育推進に向け、市民や児童・生徒が施設内の調理風景を見学できる通路も設置。食育実習室(100平方㍍)では栄養士や調理員の献立研究、料理教室、試食会などを行う予定。
食物アレルギーに対応するため、専用調理室(14平方㍍)も設ける。体制を整えた上で、卵・乳製品のアレルギー除去食の提供を始める。建物は耐震性を確保し、騒音対策も施す。今後10年間で老朽化する自校式の調理場もあり、将来的な食数の増加を見込んで、余裕を持った設計になっている。

カテゴリー:行政,教育・文化2013年8月14日

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