日本ジャンボリー地域プログラムで、交流の輪

南蛮音頭を踊る参加者たち(5日午前11時20分、鵜ノ島小体育館で)

第16回日本ジャンボリー・第30回アジア太平洋地域スカウトジャンボリーの目玉行事で、スカウトたちが各市町を訪れる「地域プログラム」が5日、宇部市など11市町で行われ、学校や企業、観光地などでスカウトと地域住民の交流の輪が広がった。

地域プログラムは大会初の試みで、受け入れる各市町でも、日本の和の文化、県のもてなしの心を伝える貴重な機会と捉えている。また、次代を担う青少年の国際理解、県民の生涯学習の推進など、人材力の育成にも役立つとしている。
宇部には大阪、鹿児島、愛知など国内6府県、オーストラリア、アメリカ、韓国、台湾から136人が訪れた。歓迎セレモニーは午前9時20分から文化会館であり、久保田后子市長が「宇部の魅力をたっぷり感じ取って。さまざまな体験を共有し、理解、交流を深めてほしい。2年後の世界大会で会えるのを楽しみにしています」とあいさつ。これを受けて、アメリカのエグゼビア・サヴァンタス君(14)がお礼の言葉を述べた。
宇部太鼓のメンバーが「南蛮太鼓」「三宅太鼓」を演奏し、日本の伝統文化を伝えた。式の司会は宇部フロンティア大付属香川高2年の友景琢人君、西村美紀さんが務めた。この後、一行は、四つのコースに分かれて小・中学校、高校、企業、常盤公園などを訪問し、見学や交流、社会奉仕活動を繰り広げた。
地域プログラムは6日にも山陽小野田市など8市である。

鵜ノ島小(赤田博夫校長)には韓国、台湾と岐阜、愛知両県から、中・高校生のスカウト41人が来校。午前10時半から体育館で「日本ジャンボリーの会│アジア・オセアニアとつながろう」があり、同小の5・6年生34人と、踊りやゲームを通して親交を深めた。
会では山下晃輝君(6年)が歓迎のあいさつをし、みんなで校歌を斉唱。4グループに分かれて、スカウトと英語で自己紹介し合った。宇部ダンシングメイト(橋羽雅子代表)の指導を受け、大きな輪になって、宇部伝統の「南蛮音頭」を一緒に踊った。
山口県独自の体験学習法「アフピー」の理論を生かした、仲間づくりのゲームも実施。手を握ったり、韓国語や中国語の指示でジャンプをしたりして、笑顔があふれた。
あすの広島原爆忌を前に、浅田弘美先生が被爆2世の女性が書いた詩「一本のえんぴつ」を紹介。昼食後には平和を願い、全員が折り紙で鉛筆を作った。校庭の案内、日本の伝承遊びも繰り広げた。壇上翔君(5年)は「外国の人と交流できて楽しい」と喜んでいた。

カテゴリー:教育・文化2013年8月5日

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