慶進中女子チームがディベート甲子園に出場

全国大会に出場する慶進中の女子チーム(同校で)

第18回全国中学・高校ディベート選手権(ディベート甲子園)に、慶進中の3年生女子チームが出場する。初めてエントリーした中国・四国地区大会で、いきなり準優勝。チームワークを生かし、晴れ舞台での健闘を誓う。

ディベートとは、ルールに基づき競技として行われる討論。中・高一貫の同校では、今年度から国語の授業にディベートを導入し、生徒たちが論理的に自分の意見や主張を伝えるコミュニケーション能力を磨いている。
教室に貼られた同選手権のポスターを見た生徒が、自ら「出場したい」と手を挙げた。登録は中・四国大会の締め切り間際。本番までの2週間、インターネットや新聞、書籍を使ってデータを集め、柔軟に対応できるよう作戦を練った。
中学の部の論題は「日本は飲食店に、自分の食べ残した料理を持ち帰るための容器・ドギーバッグの常備を義務付けるべきか否か」。競技には登録選手6人のうち4人が出場し、肯定・否定側に分かれて立論(4分)、質疑(2分)、2回の反論(各3分)を展開。審判3人が判定し、勝率、得票数、コミュニケーション点によって順位を決める。
21日に広島県福山市で行われた地区大会には、8校が出場。慶進は肯定側と否定側に立つ予選で、2戦2勝した。順位決定戦では1│2で惜敗したものの、3戦の総点で準優勝に輝いた。
競技を前に、相手の出方を想定した問答は準備するが、即興での論戦は緊張の連続。演説中の選手に口頭でアドバイスすることは禁じられており、メモにヒントや「落ち着け」と書いて回す。
国語担当の古川義郎先生は「ディベートには話す力、聞く力、書く力、データ収集力などが求められる。選手たちは、この1カ月で論理的思考力が上達してきた」と語る。場数を踏んで、生徒たちも「緊張に強くなった」「何でも論理的に考えられるようになった」と手応えを感じている。
地区大会では審判から「立論が一番大事。出し惜しみせず、印象付ける内容に」「何についての反論かを冒頭で明確に」などとアドバイスを受けた。全国大会は8月10~12日に東京都の東洋大で行われ、24チームが参加。8グループの総当たり戦の後、ベスト8によるトーナメントがある。
「以前は人前で話す機会が少なかったが、ディベートを通じて度胸が付いた」と亀﨑望未さん。齋藤安佑さんは「学校の名を背負って出るので、みんなで協力し合って優勝を目指したい」と意気込みを語る。この他のメンバーは飯盛沙来さん、内山莉緒さん、浦田澪さん、藤田真瑚さん。

カテゴリー:教育・文化2013年7月27日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single