山陽小野田の「こころ会」、語り合い子育て

発達障害の子供を持つ親の会として、昨年12月に山陽小野田市内で発足した「こころ会」。現在、市内を中心に13人が登録し、月1回の交流会で情報交換しながら、互いの悩みを打ち明けている。子供の障害で精神的に追い詰められることもあり、同じ悩みを抱えた人がいるという安心感が、子育てにも良い影響を与えているという。

発達障害とは、自閉症やアスペルガー症候群、ADHD(注意欠陥多動性障害)、学習障害などの脳機能の障害で、通常は低年齢で発現する。周りの子供と違う目で見られがちで、学校などでの集団生活に溶け込めないケースが多い。
近年、増加傾向にあるともいわれており、発達障害の息子2人を持つ市内の女性(40)が立ち上げた。交流会は偶数月は平日の昼間、奇数月は父親も参加できるよう、週末の夜にきらら交流館で開催している。
参加者からは「どこの病院が良いのか」という相談が最も多く、支援学級への通学の是非や学級の支援体制について話すことも。さまざまな事例を話し合い、障害と向き合うための情報交換の場となっている。
代表を務める女性の息子2人は中学2年生と小学6年生で、それぞれ広汎性発達障害と、ADHDと診断された。
覚えることが不得手なため、学校への忘れ物がひどく、メモなどの視覚的支援が必要となる。また「あれを取って」などという曖昧な言葉は通じず、「○○の上の○○を取って」と具体的に言わなければ理解できないという。
「同じ悩みを持つ仲間がいることが勇気につながる」と代表。今後は、専門の医師や心理士を講師とする勉強会の開催、発達障害を持つ子供を育ててきた保護者によるアドバイス体制の構築も視野に入れている。
会ではフェイスブック(http://www.facebook.com/tunagaru.kokorokai)も利用し、交流会の日程を掲載。生の声での交流を大事にしているため、ここでの相談は受け付けていない。
「同じ悩みを抱えた人、何かおかしいと感じている人などに参加してほしい。不安や悩み事だけではなく、うれしかったこと、楽しかったことなどを交流会で話しましょう」と、参加を呼び掛けている。
今後は8月8日午後1時半、9月21日午後7時、10月10日午後1時半から交流会を開催。会場費として200円が必要となる。
問い合わせは同会(電話080─3886─4923)へ。

カテゴリー:教育・文化2013年7月18日

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