宇部フ大短大部の学生考案、ヘルシー弁当人気

連日、完売の女子大生が提案したヘルシー野菜弁当(アルク琴芝店で)

未来の栄養士が考案したヘルシー弁当はいかが│。宇部フロンティア大短大部食物栄養学科2年の学生4人がレシピを提案した「ぎゅーっとお野菜弁当」が、今月2日から地場スーパー、アルク(本部・防府市)の県内全店で売られている。塩分控えめ、野菜盛りだくさんのヘルシー弁当は連日、完売の人気となっている。

同大OBの河本清志さん(下松市)がアルクで働いており、食物栄養学科の溝田美苗講師を通して後輩たちに共同開発を呼び掛けた。今年2月から開発を始めたが、当時1年生だった末冨寿美子さん、赤穂藍さん、森岡結菜さん、藤野礼美さんが手を挙げた。
2、3月の春休みを返上して試作に当たり、2年に進級した4月からも、実際の調理方法をすり合わせたり、パッケージ・デザインを検討したりした。
市販の多くの弁当に野菜が少ないことから、野菜をたくさん食べることができる弁当をコンセプトにした。30種類近くあった野菜メニューのうち最終的に絞り込んだのは「3色ナムル」「ごろごろダイコンショウガそぼろあん」「ナスのポン酢焼き浸し」「マヨネーズとヨーグルト味のカボチャサラダ」「ゆでブロッコリー」の5点の野菜料理と主菜の肉料理「トマトケチャップと味噌味のチキン」
いろんな味を楽しんでほしいので、それぞれ味付け、調理法を変えて作った。メーンのチキンは濃いめの味付けにし食べ応え感を出した。カボチャサラダは脂質を抑えるために、マヨネーズを少なめにしてヨーグルトを加えるなど、さまざまな工夫をしている。
こうして完成したヘルシー弁当は厚生労働省が推奨する1日の野菜目標摂取量350㌘の半分以上に当たる185㌘の野菜が入っているほか、塩分は一般的な弁当の半分程度の2・3㌘に抑えている。総カロリーは526㌔㌍と、栄養バランスもよく、メタボが気になる人にはうれしい。
販売価格は1個498円。アルク琴芝店では1日10~12パックを作っているが、惣菜(そうさい)チーフの田村拓也さんは「発売当初はじとじとした梅雨にもかかわらず完売の人気。ヘルシーさが受けている」と評価した。
コラボ弁当は同校関係者やOBにも口コミで人気を呼んでいる。赤穂さん、森岡さんは「企業との共同開発は初めての経験だが、互いの意見を調整するなど勉強になることが多かった」。末冨さんは「手探りで苦労したが、かわいい弁当に作ってもらって感激」、藤野さんも「将来、食品開発の仕事に就きたい思いが強くなった」と満足していた。
溝田講師も「目に見える成果につながり、学生は貴重な体験をしたと思う。お弁当からみんなの健康づくりを応援したい」とPRした。

カテゴリー:教育・文化2013年7月12日

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