須恵小で水の事故から命を守る授業

レスキューボードを使った救助訓練を行う児童(須恵小で)

山陽小野田市の須恵小(縄中宏明校長)の5、6年生168人を対象にした「水の事故から命を守る授業」は11日、同校プールで開かれた。服や靴を履いたまま、仰向けで水面に浮く「背浮き」や、ペットボトルや空気を入れた袋を使って浮く練習、けがをして自力でプールサイドに上がれない仲間を備え付けのレスキューボードを使って助ける練習を通じて、いざという時に自分たちの命を守る方法を学んだ。

講師は、同校の学校支援ボランティアで救急救命士の中尾龍幸さん(小野田消防署)が務めた。
最初に児童は、服と靴を履いた状態で水の中に入り、プールサイドの端から端まで歩き、重さと動きにくさを体感。「背浮き」では服に空気をためて浮く練習もした。
中尾さんは、海や川に服を着た状態のまま落ちた時は、慌てず浮いて救助を待つことが大事と児童にアドバイス。「服と靴は脱がない方が体温の低下を防ぎ、岩や流体物でけがをすることを防げる」と脱がない理由も教えた。
仲間の命を助けるレスキューボードを使った訓練は、クラス別の男女に分かれ、首や背骨にけがを負った友達をプールサイドに安全に引き揚げるという想定で実施。「水に浮く仲間をレスキューボードに乗せるには、金魚すくいの要領でボードを救助する人の下にもぐり込ませてから乗せる」という中尾さんの教えを守り、どのクラスも何とか仲間をプールサイドに引き揚げた。
授業の最後には、児童と海や川で遊ぶには子供だけで行かず大人と一緒に行くことを約束。中尾さんは「経験があるとないとでは、いざという時の対応が大きく変わる。自分や友達の命を守るためにも、きょうの経験が助けになれば」と話した。

カテゴリー:教育・文化2013年7月12日

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