学びの森くすのき、早くも利用者1万人

白石教育長から認定証を受け取る近藤さん(28日午前9時半、学びの森くすのきで)

宇部市が船木地区に整備した複合施設「学びの森くすのき」の利用者が28日、1万人を突破した。開館から1カ月のハイペースに、利用者の関心や期待が表れている。同日朝、記念の入館者となった男性に白石千代教育長が認定証と記念品を手渡した。

学びの森は、合併時の新市建設計画に基づいて建設された。図書館と博物館、学習機能を備え、市民の学習・文化・創造活動の拠点として利用が期待されている。建物は、宇部と楠両地域の対比と調和、建設地の歴史や文化、景観などに配慮している。
同施設を所管する学びの森くすのき・地域文化交流課によると、開館初日は式典やイベントもあって約1600人が利用した。その後も、1日平均200人、週末は300~400人でにぎわう。木のぬくもりにあふれ、明るい読書コーナーやゆったりと新聞や雑誌が読めるブラウジングコーナーの満足度も高い。地元はもちろん、厚南、山陽小野田市、美祢市から足を運ぶ人もいるという。
利用者は、オープニング効果や物珍しさもあって好調。親子連れや高齢者らからは利便性が高くなったという声が聞かれた。市立図書館で借りて、学びの森で返却もできる。初めて導入した自動貸出機も定着してきた。かばんいっぱいに本を借りて帰る小学生も見られるようになった。
1万人目となったのは、厚南北3丁目の自営業、近藤宣男さん(64)。市立図書館も利用しているが「学びの森の方が近い感じ。探偵小説や歴史小説をよく借りている。ゆっくりできるし、これからも利用したい」と語った。本が好きで、年間150冊は読む。設計事務所を自営しており、施設について「同業から見てもうらやましい。デザイン面が素晴らしいし、細部にも気を配っている」と評価した。
市教育委員会は今年度の利用者として約4万人程度を見込んでいたが、開館35日目で早くも1万人を達成した。白石教育長も「大人はもちろん、小・中学生が放課後に勉強しているのがうれしい。この空間も素晴らしい。ぜひ多くの人に利用していただきたい。夏休みも期待している」と語った。

カテゴリー:教育・文化2013年6月28日

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