学びの森くすのき、5月19日オープン

宇部と楠の対比と調和をイメージした建物

宇部市は、市民の学習・文化・創造活動の拠点として、船木地区に整備した複合施設「学びの森くすのき」を5月19日に開館する。当日は記念式典、施設内でのイベントがあり、関係者や市民が集い、施設の完成を祝う。

市町合併時に策定した新市建設計画に基づいて建設した。図書館と資料館、学習機能を備え、市固有の歴史や伝統文化が一覧できる。建設地は楠総合支所西側の市道沿い。敷地面積は約6803平方㍍、建物は鉄筋コンクリート平屋建て(一部鉄骨)で、延べ床面積は1815平方㍍。総事業費は11億2800万円。
図書館(650平方㍍)は市民生活を豊かにする地域館をコンセプトに、郷土資料など約4万冊を開架する。木のぬくもりあふれるフロアには、閲覧机、新聞雑誌コーナー、乳幼児向けの畳スペースを設け、開放的な空間でくつろいで読書や学習ができる。自動貸出機により、気軽に本を借りることができる。
資料館(430平方㍍)は先人の歩んできた道を通して現在と未来を考える場。古代から近現代までの宇部の歩みが一覧でき、郷土への誇りと愛着が醸成できる展示に重点を置いている。江戸末期の船木宿の街並みを推定復元した模型(250分の1)もある。両館をつなぐセンターサークルは地域文化創造ゾーン。体験学習や地域活動、市民活動の場となる。
建物は、伝統工芸の赤間硯(すずり)の原石を釉薬(ゆうやく)にした広い瓦屋根とステンレス製の屋根、コンクリートの打ちっ放し、白壁など、宇部、楠両地域の対比と調和、建設地の歴史や文化、景観などに配慮した。
初日は午前10時から式典、テープカット、神功(じんぐう)太鼓の演奏で華々しくオープン。館内では紙芝居や読み聞かせ、展示解説・案内、赤間硯講演会と制作実演、体験がある。
これに先立ち、今月20日には施設見学会と船木街並みウオーク、5月11、12日には貸し出しカードの事前新規登録受け付けと施設見学会がある。
開館後も、25日に船木在住で元かるたクイーンの今村美智子さんによる小倉百人一首かるた教室、模範演技、関連図書・資料の展示、同26日と6月1日に館内見学ツアー、街並みウオーク、読み聞かせ、同2日に「岩戸神楽を舞ってみよう」と関連資料(衣装など)の展示をそれぞれ予定している。

カテゴリー:教育・文化2013年4月12日

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