市民参加音楽劇の最終調整

元気な演技を見せる子供たち(上)と、作品についての思いを語り合う堀さん、品川さん、陣内さん(左から、福祉会館で)

第6回宇部市民参加音楽劇「維新の英傑―福原越後・芳山ものがたり」は、24日の午後1時と5時から記念会館で開かれる。本番を目前に控えた17日、福祉会館で最終調整を含む通し稽古があり、熱のこもった演技が繰り広げられた。

同作は、幕末から明治にかけての激動の時代を生きた宇部の旧領主・福原越後、芳山父子の物語。北条1丁目の文筆家、堀雅昭さん原作の同名著書を基に、地元出身で東京ギンガ堂を率いる品川能正さんが脚本と演出を手掛けた。テーマ曲は、歌手の陣内大蔵さんが担当している。
旧宇部領主の福原越後、芳山父子の実像を通して、明治維新ならぬ「宇部維新」を音楽劇で表現する。笑いやチャンバラ、歌やダンスもふんだんに取り入れ、子供から大人まで楽しめる演出にこだわった。地元の子供たちも多数出演する。
福原芳山は、他人の手に渡っていた借区券石炭を買い戻すなど、後の宇部市の発展にも尽力した人物。知名度の低い芳山のことを、もっと市民に広く伝えたいと演劇化を企画した。
原作者の堀さんは「思った以上に原作に忠実だったので、とても驚いた。あちこちに工夫もちりばめられていて、良い具合に『品川色』が出ていると思う」と太鼓判を押す。
品川さんは「市民にとって重要で語り継いでいくべき内容が詰まっている。時代背景を表したり、刀などを調達したりするのは苦労したが、面白いものに仕上がったと思う」と語った。
陣内さんは「6回のエンターテインメントの積み重ねが表れている。主演者同士で刺激し合って、レベルも上がってきた。雰囲気や興奮を生で楽しめる総合芸術の醍醐味(だいごみ)を存分に感じてほしい」と話している。
公演の合間に、午後2時半からシンポジウムのイベントを実施。会場では、原作の書籍と記念菓子「黒豆入りマドレーヌ」も販売する。
入場料は1500円(当日は1800円)。小学生以下無料。チケットは文化会館、市職員共済会、フジグラン宇部、宇部井筒屋、孝太郎本舗宇部店、サンパークあじす、おのだサンパークなどで販売している。

カテゴリー:教育・文化2013年3月19日

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