宇部友の会記念展にぎわう
宇部友の会(内田りか総リーダー、105人)の創立80周年記念生活展は10、11日、中村3丁目の宇部友の家で開かれた。会員たちが学び合ってきた衣食住、家計、子育て、環境について、生活に役立つことや広めたいことを展示やミニ講習、体験コーナーで紹介。東日本大震災後、勉強を進めてきた防災・減災についての提案もあり、主婦など多くの人が足を運んだ。
「日々の暮らしが人を育てる-物も自然も分かち合う社会へ」をテーマに開催。体験コーナーでは、親子でジャガイモ入りニョッキやむすび、大豆料理を作る調理実習が行われた。野菜たっぷりの朝ご飯、鍋帽子を使った料理、防災グッズ、もう一品あればうれしい簡単なおかずなどを紹介するミニ講習会もあり、多くの人が集まって耳を傾けていた。
朝食、合わせ調味料、1日に取りたい目安の量と献立例、台所の収納と整理、乳幼児の生活リズム、非常持ち出しベストと防災用品などの展示コーナーも関心を集めていた。子供向けのスタンプラリーや遊びコーナーもあり、盛況だった。
内田総リーダーは「今回の生活展を機会に、日々の暮らしを見直していただけたら幸せ。今後も『良い家庭から良い社会をつくる』を合言葉に、学び合いを進めていきたい」と話した。
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カテゴリー:教育・文化2013年3月11日