小・中・高”完全無欠”の皆勤賞、宇部西高卒の吉本満さん

高校の卒業式でもらった賞状を手にする満さん(手前)と英丈さん(西琴芝1丁目の自宅で)

宇部西高を1日に卒業した吉本満さん(18)=西琴芝1丁目=は、小学校に入学して以降12年間、一度も学校を休んだことがない。早退、遅刻、忌引、インフルエンザでの出席停止も無く、完全無欠の皆勤賞。高校では表彰されたが、小・中・高校を通しての表彰は無いため、兄の英丈さん(26)がせめて弟の頑張りを家族でたたえようと提案し、お祝い会を行った。

吉本家が皆勤を意識し始めたのは、満さんが小学校低学年のころ。母の真由美さん(50)は「周囲も必死。遅刻させては駄目だと家族みんなで朝起こし合ったり、二度寝してないか心配で外出先から電話したりしたこともあった」と話す。
食事の栄養バランスなどはもちろん、家庭や学校で手洗いうがいを徹底した。「高校3年生のときには、学校の手洗い場にせっけんが無いだけで不安になった」と満さん。英丈さんも積極的に声を掛けて健康管理を促した。家族で協力し合った12年間だった。
欠席や遅刻、早退の欄に0が並ぶ各学校時代の通知表を見ながら、満さんは「なんとなく行きたくないなと思うことはあったが、休まない努力をするのは自然なことだった。12年は長かったが、家族が応援してくれて成し遂げることができた」と笑顔で話した。
英丈さんは「簡単なことではないし、僕もできなかった。弟が誇らしい」と語った。

カテゴリー:教育・文化2013年3月2日

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