上宇部中教頭が琴芝小で授業

小学生に英語の授業をする上宇部中の伊藤教頭(琴芝小で)

上宇部中の伊藤隆教頭が12日、琴芝小を訪れ、5年生に英語の授業をした。今年度から始まった宇部市教育委員会の小中連携推進モデル事業の一環。子供たちは意欲的に授業を受け、いずれ進学する中学校の雰囲気の一端を味わった。

実施校は神原中・神原小・見初小と、上宇部中・上宇部小・琴芝小の2中学校区6校。小・中9年間を見通した学力向上などに向けた授業交流を行い、児童・生徒に一貫した指導を実践、推進することが目的。滑らかな接続により、中学校に進学した際に学習内容や学校生活面の変化に対応できず、いじめの増加や不登校を引き起こす「中1ギャップ」の解消も狙いにある。
大きな特徴は、中学校の先生が小学校で授業を行うとき(乗り入れ授業)には、その中学校に非常勤講師を配置し、授業などに支障が出ないようにした点。モデル事業は2014年度まで3年間実施し、乗り入れ授業は小学校高学年を対象に、各校で年間15回程度を計画。今年度は2学期からスタートし、英語と体育を主体に行われている。
琴芝小の授業では、子供たちが英語活動で習ったばかりのアルファベットや数字の読み聞きの範囲内で伊藤教頭が授業計画。ゲーム形式で進め、発展学習の要素も取り入れて、子供たちの意欲を引き出した。
「子供たちには中学校への期待も不安もあると思うが、不安を少しでも解消してあげたい。ちょっと背伸びをしてもらえる授業にして、チャレンジする気持ちも引き出せれば」と伊藤教頭。授業を受けた河本楓君は「中学校は、授業が難しく、先生が怖いイメージがあるけど、分かりやすくて優しかった」、元吉潤君は「中学校の勉強の内容がちょっと見えた。不安が少し和らいだ」と感想を語った。
市教委学校教育課の小松茂文課長補佐は「小学校といずれ進学する中学校の連携を密にすることは、中学校への滑らかな接続につながる。9年間をスパンとした学力の向上、知っている先生がいるという安心感にもなるだろう」と話した。

カテゴリー:教育・文化2013年2月13日

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