2学期から「毎週いじめアンケート」

ある小学校のいじめアンケート用紙

宇部市内の全公立小・中学校は2学期から毎週1回、いじめの有無を調べるために「いじめアンケート」を実施している。2学期に把握した件数は41件と、1学期との比較では微増にとどまったものの、早期発見につながり、ほとんどが解決に至った。いじめは依然として「きもい」「うざい」「死ね」といった言葉の暴力が多かった。

アンケートは、いじめが背景とされる滋賀県大津市の男子中学生の自殺を受けて開始。市教委学校安心支援室が提示したサンプルを基に、各校で自前の調査票を作成した。共通して、自分を含めて周囲で嫌な思いをしている人はいないか、先生に相談したいことはないかを問うている。
全ての子供を対象にしたきめ細かい調査のため、2学期の件数は大幅に増えることも予想されたが、1学期より4件増という結果となった。同支援室の森島正信室長は「毎週アンケートすることで、子供たちの意識が向上し、抑止効果となったのでは」と分析。1学期と合わせた78件中76件で、いじめを受けた子供とその保護者が加害者からの謝罪を受け入れ、解決済みとなっている点については「早期発見により、早い対応ができたため」と成果を語る。
2学期に起こったいじめは、1学期と同様「きもい」「うざい」「死ね」「汚い」「臭い」など言葉の暴力や、教科書や学校道具に落書きする嫌がらせが多かった。仲間はずれ、無視といった行為も子供たちを傷つけた。少額ではあったが、現金の要求も1件あった。
森島室長は「いじめは、どこの学校でも起こり得るもの。命の大切さを子供たちにしっかりと伝え続けていかねばならない」と話した。

カテゴリー:教育・文化2013年2月6日

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