4月、文京町に「宇部フロンティア大付属文京クリニック」開設

うつ病などの患者が増える中、学校法人香川学園(神谷晃理事長)は4月上旬、文京町に精神科と心療内科を掲げる「宇部フロンティア大付属文京クリニック」を開設する。年間延べ700~800人にカウンセリングをしている「大学院付属臨床心理相談センター」を改修し、精神科医療と臨床心理相談を統合。医師の診療に加えて臨床心理士がじっくりと話を聞くスタイルの診療所を目指す。大学に相談センターとクリニックを併設するのは全国初。大学院生の実習施設としても活用していく。

同学園は2004年に大学院人間科学研究科臨床心理学専攻を設置し、臨床心理士や心理専門職を育成している。クリニックの院長は、宇部フロンティア大の前学長で、精神科医の山田通夫さん(78)が務め、非常勤の医師や専任看護師ら7人のスタッフを置く。相談センターの臨床心理士9人も関わる。
現相談センターの建物は、鉄筋コンクリート造り2階建て。改修工事で1階(270平方メートル)には診察室や処置室のほか、予診室、心理検査室、心理相談室などを整備し、2階には面接室を5部屋設ける。主に市中心部の気分障害、うつ病、神経症、軽症の精神病患者らの受診を見込んでいる。
うつ病をはじめ、統合失調症、広汎性発達障害、パニック障害、神経症など、こころを病む人は増加の一途をたどっている。神谷理事長は「クリニックを設けて、より充実した心のケアを進め、大学院修了とともに臨床心理の専門家として自立できる人材の育成を目指したい」と抱負。山田さんは「服薬で治った人の半数近くが再発するとのデータもある。現実の受け取り方や、ものの見方に働き掛けて、心のストレスを軽くしていく認知行動療法を実践したい」と話している。
同大では、大学院入試の2次募集をしている。働きながら臨床心理士を目指せる長期履修制度もある。出願の締め切りは25日。
問い合わせは入試広報課(電話0120━38━0507)まで。

カテゴリー:教育・文化,その他の話題2013年2月1日

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