3月24日、6回目の市民参加音楽劇

宇部市民参加音楽劇「維新の英傑━福原越後、芳山ものがたり」は、来年3月24日午後1時と5時から記念会館で上演される。宇部の旧領主・福原越後、芳山父子の実像に迫りながら、郷土発展に残した功績、宇部の精神「共存同栄」の源を探る。東京ギンガ堂を率いる演出家、品川能正さんが、市内の郷土史家、堀雅昭さんの原作を基に、笑いやチャンバラ、歌やダンスありの娯楽音楽劇に仕立てる。

市舞台芸術フェスティバル実行委員会(品川代表)が手掛ける6回目の音楽劇。市が共催、10月に発足した市芸術文化を高める会(伊藤隆司会長)が協賛し、公演を支援する。堀さんの原作は芳山の評伝に取り組んだ郷土初の試みで、宇部日報社が100周年を記念して同タイトルの本を、近く限定発行する。
江戸末期の政変で、藩主の潔白を訴えるために挙兵(禁門の変)した福原越後は、その責任を問われて自刃。後の明治維新の礎となった。跡を継いだ芳山はイギリスで学び、帰国後に地元の石炭産業の振興に尽力。35歳で早世したが、その志は共同義会などを生み出し、炭都として飛躍する原動力となった。舞台では、こうした幕末から明治の激動期の物語を子供たちにも分かりやすく伝える。
同フェスティバルでは初の時代劇。演出を手掛ける品川さんは「いろいろな秘話がある。知らない歴史をひもときながら、ある程度のフィクション、寓話(ぐうわ)的な要素を取り入れてみたい」と意欲を見せた。音楽は地元出身の歌手、陣内大蔵さんと打ち合わせる。堀さんも「明治維新のきっかけは宇部であり、日本の歴史が凝縮されていた。市民でも知らないことが多く、本と公演で全国に広めたい」と語った。
入場料は1500円(小学生以下無料)。公演の間に開かれるシンポジウムは「宇部と福原越後、芳山」をテーマに話す。実行委では出演者、スタッフを幅広く募集する。年齢や経験は問わない。希望者は27日までに事務局(電話080━6327━4666)へ。
1月19日から稽古が始まる。

カテゴリー:教育・文化2012年12月7日

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