市科学研究発表会小学生の部入賞者決まる

2012年度宇部市科学研究発表会小学校の部は4日、川上小で開かれ、7人が夏休みを中心に取り組んだ実験や観察の成果を発表した。最優秀賞の市教育長賞には池田昌平君(川上5年)が輝き、市代表として11月6日に県教育会館である第66回県科学研究発表会に出場する。宇部青年会議所理事長賞は近本杏美さん(恩田5年)、宇部日報社社長賞は春日陽佑君(常盤4年)が受賞した。市教育委員会、市小中学校理科教育研究会、宇部青年会議所、宇部日報社主催。

池田君の研究題目は「唾液の研究パート4 アミラーゼ 量が多いとストレス大?」。3年の研究で、母、兄との3人で計算問題を解いた後、自分の唾液だけたんぱく質が薄くなったことに疑問を持ち続け、新聞記事で見つけた実験方法で、ストレスとたんぱく質の一種である唾液中のアミラーゼの量の関係性を調べた。
唾液を含ませた綿をオブラートの上に置き、綿が落ちるまでの時間を計測。体を疲れさせた後や叱られた後は、綿が早く落ち、ストレスを感じているときはアミラーゼの量が増えることを証明した。計算後にたんぱく質が薄くなったことについては「計算が好きで、ストレスを感じていなかったから」と結論。応用で効率的な学習方法についても調べ、「苦手な教科から勉強する方が、自分にとってはいい」と導き出した。
池田君は「聞いてる人は友達ばかりだったので緊張したが、発表前に深呼吸をして落ち着かせた。唾液のいろいろな働きを知ることができて驚いている。研究が評価されてうれしい」と話した。兄の昌毅君(川上中2年)も、中学校の部で宇部青年会議所理事長賞を受賞している。
近本さんは「すべり台の不思議な力Ⅳ 角度とぶつかる力」。小学1年の時、滑り台の競争でどうしても父親に勝つことができなかったため、翌年から継続して研究を重ねている。今回は滑り台の角度や材質と、滑る速さの関係性を調べた。
春日君の題目は「ザリガニの観察」。近所で捕まえたザリガニの足の数が少なかったことを疑問に観察を開始した。1回目の脱皮で足の数は正常に戻ったが、3回目の脱皮で再び足の数が少なくなったため、必要ない足は切り離すと結論を出した。
元東岐波小校長の城市惠行さんは「発表した7人は小さな科学者。調べたいことを決め、筋道を立てて実験、観察をし、自分の結論を出していた。身近な生活の中に不思議なことはたくさんある。まずは不思議に思うことが始まり。川上小の皆さんにも、ぜひ科学に興味を持ってほしい」と講評した。
発表者は、長期間の研究を7分間にまとめた。川上小の5、6年生232人が聞いた。
3賞以外の発表者は次の通り。(敬称略)
「水性ペンのにじみをかんさつしよう」坂本萌(上宇部3)▽「一番さびるのは何?」三﨑颯太(西岐波3)▽「地しんについてしらべたよパート3」原田紹平(見初4)▽「切ったものの変色をふせぐには」黒澤律奈(東岐波4)

カテゴリー:教育・文化2012年10月5日

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