市中学校科学研究発表、入賞者決まる

2012年度宇部市中学校科学研究発表会は28日、小野中で開かれ、各校代表の12人が夏休みに取り組んだ実験や調べ学習の成果を発表した。最優秀賞の市教育長賞には2年連続で古谷泰平君(厚南3年)が輝き、市代表として11月6日に県教育会館である第66回県科学研究発表会に出場する。宇部青年会議所理事長賞は池田昌毅君(川上2年)、宇部日報社社長賞は工藤彩夏さん(西岐波1年)が受賞した。市教育委員会、市中学校理科教育研究会、宇部青年会議所、宇部日報社主催。

古谷君の研究題目は「風力の研究」。昨年の風車の実験で得られた結果を基に、効率的な発電方法を再検証した。風を受ける最も良い羽根の角度は120度という前年の結果が予想に反していたため、中央に帆を付けた自作の車を使い、扇風機の風を当てて走行実験を行った。帆の角度や大きさ、形を何度も変えて実験を繰り返し、車が最も速く動く帆の角度は135度という新しい結果を導きだした。
古谷君は「昨年の結果が予想外だったので、続けて研究をしてみた。条件を一定にすることはとても難しかったが、頑張って取り組んできたことが評価されてうれしい」と喜びを語った。
池田君は「ヨーグルトの研究パート8~乳酸菌の増殖観察」。小学1年のときから続けているヨーグルト研究の発展として、ヨーグルト生成に数種類の果汁を混入して、促進作用を調べた。工藤さんの「チョウ・ガの不思議を大研究」も小学5年時からの継続。チョウの成虫は花の蜜以外に何を好むか、ガの幼虫は1枚の葉をどのくらいの時間で食べ切るかを観察した。
元東岐波小校長の城市惠行さんは「さまざまな研究があったが、全員が研究の内容をしっかりと理解して発表していた。内容や題目を決め、動機や目的を持ち、計画を練って研究を進めていくことがポイント。下調べをすれば研究の幅が広がり、予想をしていればさらに深まる。これからも疑問に思ったことを調べ、理科好き、研究好きな人になって」と講評した。
発表会には、夏休み中に栃木県であった全国中学校総合文化祭に全校生徒で出演し、研究に十分な時間を取ることが困難だった厚東を除く公立校から出場。長期間の研究を8分間の発表にまとめた。
3賞以外の発表者は次の通り。(敬称略)
「生活排水の影響調べ」工藤優女(東岐波2)▽「人の感覚の限界を知る~重さはどこまで正確に知覚できるのか」西嶋理勇人(黒石2)▽「よみがえる雑草Ⅴ」岸良佑(小野2)▽「風力発電の研究」弘中祐希(上宇部2)▽「『消化酵素』のはたらきについて」葉山和加水(藤山2)▽「サツマイモの調理方法と甘さの関係」西村晴菜(常盤1)▽「合成界面活性剤による生物への影響」竹田力(桃山3)▽「さびの研究」山田桃花(楠2)▽「地球と火星の夕焼けの違い」鬼村拓弥(神原2)

カテゴリー:教育・文化2012年9月29日

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