歴史民俗資料館、企画人気で来館者増 10月3日からは「鉄道展」

市民館と中央図書館の間にある歴史民俗資料館 今年で開館30周年となる山陽小野田市歴史民俗資料館(石原さやか館長)の来館者が年々増加している。その要因の一つとなっているのは、工夫を凝らした企画展の開催。今年は30周年ということで、3月から記念企画展を既に4回実施。10月3~31日には、記念企画展最大のイベントとなる「鉄道展~線路でたどる郷土の歴史」を開く。

同館は、小野田セメント(現・太平洋セメント)が創立100周年を記念した浄財により、1982年10月、周辺地域の歴史、民俗、考古などに関する資料の保存と活用を目的に開館した。
石原館長が学芸員として同館に赴任した2010年から、同館が保存する貴重な資料などをもっと市民に知ってもらおうと、企画展の回数を増やした。同時に、常設展示してあるいろりなど昔の暮らしを思い出させる資料を、高齢者の脳の活性化に有効とされる回想法に利用してもらおうと、市内のデイサービス業者に同館の案内を送付。今では、市内のみならず宇部の施設からの来館もあるという。
その効果か、09年には2593人だった来館者が、10年は5976人、11年は8062人と激増。今年も8月末までで3378人と昨年と同様のペースとなっている。
30周年記念イベントの目玉となる今回の鉄道展は、鉄道の日が10月14日であり、隠れた郷土の歴史を線路でたどる旅で楽しんでもらいたいという趣旨で企画。惜しまれつつ廃止となった本山支線のクモハ42の記念品をはじめとする鉄道資料の展示、鉄道模型の運転コーナーなども設置する。
3日午前9時のオープニングセレモニーでは、幼稚園児が制帽をかぶってのテープカットで開幕。7、13、20、26日のいずれも午後1時半から、鉄道愛好家の奥吉治郎さん(山陽小野田市在住)がギャラリートークを行う。
石原館長は「楽しい企画が満載なので、ぜひ足を運んでもらいたい」と話した。
同館の開館時間は午前9時~午後5時。月曜休館で、月曜が祝日の場合は翌火曜も休館。ただし、鉄道展開催期間中の10月8、9日は開館する。入場は無料。問い合わせは同館(電話83─5600)へ。

カテゴリー:教育・文化2012年9月20日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single