日髙さん収集の浮世絵展、9月6日から文化会館で

コレクションした浮世絵の初めての展示会を行う日髙殊恵さん(左)と夫の鉄平さん(上町で) 江戸の文化に触れてみませんか-宇部市上町1丁目の日髙殊恵さん(40)が収集した浮世絵の初展示会が、9月6日から4日間、文化会館で開かれる。浮世絵は、江戸時代に庶民に広く普及した美術品。10月末に開かれる大相撲宇部場所にちなんだ相撲絵など、約100枚を展示する。

江戸時代に1杯のそばの値段で買えた庶民的な絵画の浮世絵。版画で、大量生産できたため現存している物は多く、「高価なイメージがあるけれど、1枚数千円から買える」と日髙さん。元来の古い物好きで、偽物が少ないということを知り、10年前から収集を始めた。東京や京都に行ったり、ネットオークションに参加したりして増やしていき、現在は600枚に達した。
「独り占めするのはもったいない」。集めていくうちに、収集物をたくさんの人に見てもらうことが、文化の町づくりへの貢献と考えるようになった。夫で歴史学博士の鉄平さん(35)や知人の後押しもあって、浮世絵展示実行委員会を組織して、初めての展示会を計画。準備を進めている。
宇部場所の開催で、大相撲が市民の関心を高めていることから相撲絵を中心に展示する。第15代横綱の梅ケ谷藤太郎の肖像や、力士の支度部屋、宴席の場の様子など題材は幅広い。最も気に入り、歌舞伎の演目でも有名な「松竹梅湯島の掛額」、役者絵、美人絵も披露する。絵はB4サイズが主。額装して飾る。3枚で1セットの物もあり、展示する作品数は48点となる。
日髙さんは「日本文化の原形といわれる江戸時代に流行した浮世絵。初回なので、分かりやすいものを選んで展示する。遠方の展示会に出掛けることが難しい子供や高齢者をはじめ、たくさんの人に見てもらいたい。文化の町づくりの一助にもなれれば」と話した。
会期は6~9日の午前9時から午後5時まで。入場無料。要望があれば、会場に常駐する鉄平さんが解説する。

カテゴリー:教育・文化2012年8月29日

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