給食センター計画案で市民懇談会

質疑に先立ち、あいさつする尾山議長(市立中央図書館で) 山陽小野田市市議会基本条例に基づく初の市民懇談会が10日、市立中央図書館であり、市教育委員会が基本計画案を示している学校給食共同調理場(給食センター)について、市民グループ・子どもたちの学校給食を考える会(長谷川正和代表)の代表10人と意見を交わした。尾山信義市議会議長、伊藤実総務文教常任委員長をはじめ、23人中18人の議員と事務局職員2人が出席した。

進行役を伊藤委員長が務め、尾山議長のあいさつに続き、長谷川代表が「市教委の説明は不十分で、市民意見公募(パブリックコメント)に出した意見への回答も出ていない。保護者は不安を抱いており、議員の考え方を聞きたい」と、開催を申し込んだ趣旨を説明した。
市議会は3月定例会で、考える会が提出した「市民が納得できるように、もっと時間をかけて市民と検討してほしい」との請願を全会一致で採択している。
質疑は「何を根拠に給食センターへの賛否を決めるのか」という市議らの判断基準に関する質問から始まり、フリートーク形式で約1時間半実施された。
時折笑い声があふれる和やかなムードながらも、母親や学校給食の現場に携わっている人からは「自校で収穫した米や野菜が献立にのる子供の大好きな自校給食を残してほしい」「センター方式になれば、下処理に時間のかかる地元産のアスパラなどが使えない。悲しい献立になる」など、切実な声が寄せられた。
センター方式に一定の理解を示している市議からも「良い、悪いの前に市教委の進め方が問題。中身の議論が進んでいない印象」と、市教委の姿勢に疑問を投げ掛ける発言があった。
懇談会を終えて尾山議長は「市議が一堂に会し、市民の生の声を議会全体で受け止めることができた」と成果を語った。
条例制定と同時に、3月に定めた市民懇談会の実施要綱では、市内の団体および10人以上のグループから議長に申し込みがあった場合、広報広聴特別委員会の意見を踏まえて、議長が常任委員会などに開催を指示する、としている。

カテゴリー:教育・文化2012年8月11日

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