小学生対象に喫煙防止教育

たばこが人体に及ぼす影響について考える子供たち(見初小で) 小学生を対象にした喫煙防止教育は17日、見初小(渡辺英男校長)であり、6年生23人がクイズや写真などのオリジナル教材で、たばこが人体、健康に及ぼす影響について学んだ。

児童を対象にした喫煙防止教育は2010年度に山口大医学部の福田吉治教授(地域医療推進学講座)と連携して実施した。そのほか宇部市内の一部の幼稚園、小・中学校、学童保育などでも行われている。市は今年度から事業として展開し、初年度は8校を予定。3年かけて全校を回るという。
6月から始まった授業は同校が4校目。福田教授は、喫煙者の煙を吸ってしまう受動喫煙の影響、喫煙習慣はニコチン依存であること、さまざまな疾病、経済的な負担などを説明。三つのグループに分かれての学習では、表面がしわくちゃになったリンゴや歯がぼろぼろになった人の口の中、お母さんのおなかの中の胎児など、外国のたばこのパッケージになっている写真を基に、人や周囲への影響を考えた。
福田教授は「大切なのは正しい知識。たばこは吸わないこと、身近に喫煙者がいれば禁煙を勧めること。きょうの勉強を家に持ち帰って話し合って」と呼び掛けた。授業を受けた子供たちは「祖父が吸っているので、たばこを冷凍庫に隠そうかな」「肺がんなど怖いと思った。吸っている人がいたら、やめるように言えれば」と感想を語った。
市は10年に「やまぐちスモークフリー宣言」を行い、たばこの煙のない街づくりに取り組んでいる。公立高は07年度、公立小・中学生は08年度、市の公共施設は11年度に全面禁煙となった。敷地内での受動喫煙防止を図るため、10年2月には出入り口から10㍍離れた位置に喫煙場所を設ける「10㍍ルール」も提唱している。

カテゴリー:教育・文化2012年7月18日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single