神原校区で小学校統合説明会

神原校区の住民にこれまでの経過などについて説明する市教育委員会の担当者(神原ふれあいセンターで) 児童数の減少が著しい見初小と、隣接する神原小の将来的な統合を見据えた準備委員会の設立を前に、宇部市教育委員会は20日、神原ふれあいセンターで同校区民への説明会を行った。参加した住民からは「学校の位置が既に決まっているように受け取れる」「何年先の話か分からないので、判断もイメージもできない」などの意見が続出し、地元の不安や不満が浮き彫りとなった。

市教委では、7月ごろに地域の主要団体やPTAの代表者、未就学児を持つ保護者らで組織する「見初・神原校区の新しい学校づくり準備委員会(仮称)」を立ち上げ、新しい学校の名称、場所、統合時期などを白紙状態から話し合っていく。ただ、地域から学校が消えるという繊細な問題なだけに、期限は設けないという。
白石千代教育長、佐貫和巳教育部長ら6人が出席。市立小中学校適正配置検討協議会の提言に基づいて3月までの2年間、見初校区と隣接する神原、岬校区の地域住民などで構成した協議会の結果などについて報告。併せて、協議会の「見初小と神原小を将来統合する方向で、両校区の新たな組織で協議していく。岬小は単独で存続する」という結論を受けて、市教委が準備委員会の設置を決めたことも説明した。
説明会に参加したのは、神原小の保護者を中心に25人。「一番の当事者である保護者に、全然情報が伝わってこない」「アンケート結果ではみんなが賛成しているように映る」「小学校に近いという理由で家を買ったのに、見初小の校舎を使うことが決まっていると聞いた」などという意見が聞かれた。
白石教育長は「校区民としての皆さんのいろいろな思いはあると思うが、市民としてもこの問題を考えてもらいたい。子供のことを考えた、より良い教育環境をつくることが一番大切なこと。まだ結論は出ていない。皆さんの貴重な意見をいただきながら、準備委員会に託してほしい」と理解を求めた。

カテゴリー:教育・文化2012年5月21日

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