徳利窯が「化学遺産」に

化学遺産に選ばれた徳利窯 山陽小野田市小野田の小野田セメント(現太平洋セメント)徳利窯がこのほど、日本化学会から日本のセメント産業の発祥を示す化学に関する貴重な資料として「化学遺産」に認定された。

化学遺産は同会が世界に誇る日本の化学関連の文化遺産を認定し、その貴重性や功績を後世に残していこうと2010年から毎年、認定している。
第3回の今回は徳利窯のほか本州化学工業和歌山工場(和歌山県)に保存されている最古のベンゼン精製装置など合わせて7件が認定された。
徳利窯は山陽小野田市の名誉市民、笠井順八が1881年に創立した日本で初めての民間セメント会社「セメント製造会社」が、83年に築造した4基の焼成窯の一つで、後に改造、大型化され1913年まで使用された。
日本近代化の黎明(れいめい)期における洋式セメント製造法を伝える国内唯一の遺構として、69年には県指定有形文化財(史跡)、2004年には国指定重要文化財(建造物)に指定されてい
る。
市内では10年に日産化学工業小野田工場のルブラン法炭酸ソーダ製造装置塩酸吸収塔が化学遺産に選ばれている。

カテゴリー:教育・文化2012年3月17日

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