ビエンナーレ今後は?市民委員会 議論を開始

ビエンナーレの歴史や概要を学ぶ会員(ときわミュージアムで) 半世紀を迎えたUBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)の今後の在り方を議論する市民委員会「ビエンナーレを考える会」は23日、宇部市のときわミュージアムで開かれ、関係団体と公募の会員20人がコンクールや彫刻に対する意見や疑問などを語り合った。

戦後の緑化運動に端を発し、「自然と人の接点として芸術を」という提言をきっかけに始まったビエンナーレ。世界屈指の歴史を誇り、国内外から300点以上の応募がある。街には多くの彫刻が展示され、風景に溶け込んではいるが、市民との距離や厳しい財政状況下での費用対効果などが指摘されるようになった。
昨年11月に文化振興基本計画案を答申した審議会も付帯意見で「市民にとって本当に必要な事業か否か改めて見直す時期にある」としている。
こうした背景を踏まえて、市は市民委員会を設置。会員一人一人に委嘱状を交付した久保田后子市長は「ビエンナーレは本市の大きな財産。これからどうあるべきか、違う視点が必要かなど、議論をするのは半世紀を迎えたこの時期が良いのではないか。自由闊達(かったつ)に意見を」と呼び掛けた。
初会合では、会長に作村良一さん(うべ彫刻ファン倶楽部会長)を選び、ビエンナーレの歴史とコンクールの流れ、予算などの説明を聞いた。この後、出席者が彫刻への思い入れ、一流の芸術に触れる喜びなどを語った。一方で、その価値や情報が市民に十分伝わっていないという声も聞かれた。
5月には来年開催する第25回展の運営委員会が予定されており、考える会は4月末を目安に提言書をまとめる。
次回は3月7日午後6時半からときわ湖水ホール。市民も傍聴できる。21日には意見交換会を予定しており、会員以外の参加者が意見を述べることができる。
会員は次の通り。(敬称略)
▽会長=作村良一▽副会長=林祥子▽会員=内田重美、江見恵子、大森一弘、木村秀明、齊藤貴利、竹内登紀子、花田真樹、藤重雅明、松橋美惠子、村島靖彦、脇弥生、青谷和彦、今城明夫、江村育巳、河口隆、友利香、羽田野政則、安井敬子

カテゴリー:教育・文化2012年2月24日

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