県内の精神保健ボランティア団体が交流会

onodaseisinneisei.jpg 精神保健ボランティア交流会は20日、市保健センターで関係者約50人が出席してあり、資質向上に向けて講演を聞いたり、福祉施設を見学したりした。同実行委員会、県精神保健福祉センター主催。

県内の精神保健ボランティア団体が一堂に会し、情報交換や活動を繰り広げる中で悩みや喜びを共有し、今後の活動のパワーアップを図ろうと毎年、開いている。周南、下関、宇部などから6団体が参加した。各団体は行政のサポーターとして障害者の居場所づくり、家族会を通して日中に支援するグループなど、さまざまな活動を行っている。
午前中は社会福祉法人扶老会「サムラ」(宇部市)、同「生活支援センターふなき」(同)、NPO法人あけぼの会「あさレインボー」(山陽小野田市)を見学。障害者が作業する現場の様子に触れた。
午後からは今回の交流会を主管した山陽小野田市のなべの会が、自分たちの活動を紹介。西原郁子さんは「なべの会は、素朴なおふくろの味ともいえる家庭料理を一緒に食べることにより、障害者の心に触れ、自立につながる活動を行っている。春はちらしずし、タケノコの出回る季節はタケノコご飯などを作り、完食してもらうのがメンバーの楽しみ」と話した。
講演会では美祢社会復帰促進センターの金子宏明さんが「生きる輝き」のテーマで話した。金子さんは受刑者が仮釈放され再び社会に戻る前の時期に、メンタル面の矯正教育に当たっており、その経験から感じたことを話した。
人が幸せになるための条件として、人に愛されること、人に信じられること、人から必要とされること、人の役に立つことの4点を挙げ「ある人から『君には素晴らしい価値があり、掛け替えのない存在だよ』と言われたことがあり、その言葉が自分を支えている。自分の価値を信じられることは、生きる喜びや輝きにつながる」と訴えた。
障害者自立支援法の下で、精神障害者の作業所は就労支援の位置付けが強くなっているが、なべの会の山本福代代表は「それだけではなく、引き続き心穏やかに過ごすことができる居場所づくりに努めたい」とした。

カテゴリー:教育・文化2012年1月21日

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