郷土展「宇部と先人たち」開幕

先人たちの遺業を学ぶ人たち(19日午前9時半、文化会館で) 第33回郷土を考えるシリーズ展「宇部と先人たち」(文化財展)は、19日から宇部市の文化会館で開かれている。市制施行90周年記念事業「先人の遺業、宇部の精神(こころ)」の第1弾として、村から市へと飛躍的な変貌を遂げた古里の歴史を振り返るとともに、渡辺祐策ら先人たちを紹介している。22日まで。

江戸期の交通や地勢が一覧できる県内最古の資料「慶長国絵図控図」は、宇部地域を拡大し、パネルで展示。宇部を豊かな土地にしようとした福原家の努力、苦労を重ねて成功した炭鉱経営の利益を社会基盤の整備に注いだ渡辺祐策の業績も紹介し、書簡やパネル、実際に着ていたコートやシルクハット、勲章、絵画を通じて人物像を浮かび上がらせた。
石炭産業、市制の歩みもパネルで紹介し、市民誓文五則、市制を伝える電報も並ぶ。宇部の精神となった「共存同栄・協同一致」の文字が入った農機具、かつて石炭を運んだ弁才船、日本初のセメント専門船「清忠丸」(祐策の雅号から)の模型もある。
福原越後の甲冑(かっちゅう)、御神刀、毛利家が豊臣秀吉から拝領し、福原家に下された唐冠(とうかんむり)の兜(かぶと)も展示されている。
メーンのシンポジウム「渡辺祐策翁からのバトン―幕末から、そして現代へ」は、21日午後1時半から記念会館で開かれる。

カテゴリー:教育・文化2012年1月19日

石炭都市宇部市の起源
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