13歳の金子君率いる「ひろとバンド」がライブ

金子君を囲むバンドのメンバー(ひろ君の家で) 脳性まひのため重度肢体不自由となった13歳の少年、金子大登(ひろと)君=宇部総合支援学校中学部2年=が率いるバンド「1610(ひろと)バンド」の初ライブが、19日午後1時半から旧宇部銀行館(ヒストリア宇部)で行われる。バンドのボーカル・ギター・ドラムのほか、司会の大役も果たす金子君は「胸に抱いているメッセージを届けたい。僕が頑張っている姿を見て、同じ境遇の人を元気づけられたら、うれしい」とやる気満々だ。

金子君は、母親の絵里子さんが代表を務める障がい者(児)デイサービスセンターひろ君の家(西小串2丁目)を利用。小学5年生のころからカラオケが大好きで、同所を訪れる音楽ボランティアの生演奏に感化され、2009年10月、突然「僕もバンドやる」と言い出した。
母親と職員2人が協力し、4人で素人バンドを結成。これまで同施設のクリスマス会や他のイベントにゲスト出演してきた。
現在は岡田英樹さん、銭谷博明さんら指導員4人と山縣正さんら送迎員2人を携えた男性7人編成。今年8月には24時間テレビの催しにも出演した。「いろいろな場所で演奏させてもらうことで、本人も大きな自信とメッセンジャーとしての充実感を得ているよう」と銭谷さん。他のバンド仲間も「最初は演奏を成功させるのに精いっぱいの様子だったが、今は『自分の言葉で伝えたい』との思いが強くなってきた」と変化を語る。
ライブに向けては、金子君を中心に、周囲の職員・スタッフが一丸となってバックアップ。毎週、青少年会館で3時間ほど練習に励んでいる。本番では2部制の計約1時間半で、大好きなモンゴル800や175ライダー、ブルーハーツらのカバー曲と、金子君が作詞して銭谷さんが曲を付けたオリジナルの「ありがとう」を披露する。
また、ボランティアの西村和幸さん、佐々木真人さん、市内の男性4人でつくるバンド「ビッグサスブラザーズ」も友情出演する。
入場は無料で、整理券はひろ君の家と出演者が配布している。
問い合わせは、同施設(電話39─6607)へ。

カテゴリー:教育・文化2011年9月16日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single