文化によるまちづくり 4プロジェクトを提案

提案プロジェクトを発表するグループの代表者(男女共同参画センターで) 宇部市の第3回文化によるまちづくり市民ワークショップは14日、市男女共同参画センターで開かれた。20~80歳代の男女13人が「彫刻によるまちづくり」と「文化財、歴史遺産を生かしたまちづくり」をテーマに意見を交換し、ジュニアオーケストラの育成や彫刻設置のグランドデザインなど、四つの提案プロジェクトをまとめた。

昨年12月に制定された「文化の振興および文化によるまちづくり条例」に基づく基本計画(文化振興ビジョン)を策定するに当たり、市は文化振興まちづくり審議会を設置し、文化施策の検証、新しい提案をまとめている。ワークショップは、同計画に多くの市民の意向を反映しようと企画した。
ワークショップは8月上旬に始まり、これまで話し合った内容をプロジェクトとしてまとめた。彫刻グループは、「私の好きな彫刻に出会える街」「宇部発!彫刻と芸術」の二つを発表。町中にある彫刻をもっとアピールし、市民や地域団体、企業は積極的に関心を持ち、里親制度の導入を検討することを提案した。行政には彫刻設置のグランドデザイン、未設置の校区でのニーズ把握を求めた。
文化財、歴史遺産グループは「音楽のあふれるまちづくり」「文化財知って学ぼう」をまとめた。市民はもちろん、対外的に音楽堂としての記念会館をアピールするとともに、世界的な音楽家の招聘(しょうへい)に尽力した故俵田寛夫さんの邸宅の保存と活用(音楽サロン化)を挙げた。文化財や産業遺産について学び、大切に思う気持ちを育み、大いに活用していく取り組みを示した。
提案プロジェクトを聞いた阿部和生総合政策部理事は「宇部の宝をどう伝えるか、足りない部分をどう補い、より良くするかを考えていただいた。ワークショップで知識や経験が共有できたと思う。これからも市民と一緒になって文化によるまちづくりに取り組んでいきたい」と語った。

カテゴリー:教育・文化2011年9月15日

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