船木に”宇部学”の拠点、2013年度の開館目指す

地盤改良工事が進む建設予定地(船木で) 宇部市の文化と教育の複合施設「ふるさと学習館(仮称)」の建設工事が船木地区で始まった。整地が終わり、地盤改良工事が進んでおり、9月上旬には本体工事に取り掛かる。電気、機械設備や資料館部門の展示工事も含め、2013年度の開館を目指す。

学習館は、市町合併時に策定した新市建設計画に基づいて建設する市民のための発見、創造、交流拠点。市固有の歴史や伝統文化を一覧できるとともに「宇部学」創造の拠点とし、市民の自主的な学習・文化・自己創造活動を支援する。
建設地は楠総合支所西側の市道沿い。敷地面積は約6803平方㍍、建物は鉄筋コンクリート平屋建て(一部鉄骨)で、延べ床面積1815平方㍍。このうち図書館が650平方㍍、資料館が430平方㍍、学習220平方㍍、共有515平方㍍となっている。
図書館は、誰もが気軽に利用でき、市民生活を豊かにする地域館をコンセプトに、郷土資料など市民ニーズに応じた4万冊を開架する。資料館部門は、先人の歩んできた道(歴史)を通して、よりよい現在と未来を考える場とする。収蔵庫には主に古文書等を保存する。学習部門は、資料館と図書館をつなぐ形で配置し、両館の資料を活用する体験学習や地域活動、市民活動の場となる。三つの機能を持ち合わせた施設は市内初となる。
建物の内部は利用しやすいゾーンニング。外観は伝統工芸の赤間硯の端石を再利用した瓦を用いた屋根とステンレス製の屋根、コンクリートの打ち放し、白壁など、宇部、楠両地域の対比と調和、建設地の歴史や文化、景観などに配慮している。
地盤改良工事は9月10日ごろまであり、その後は本体工事に着手する。用地取得を含む総事業費は約12億6000万円。6月定例市議会で建築主体工事として3億7590万円が認められた。
市では、工事の様子を定期的にホームページで公開していく。また船木地区では、ふれあいセンターだよりを通じて、地元住民に進行状況を伝える。

カテゴリー:教育・文化2011年8月15日

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