厚狭高、体育祭で熱中症 34人を搬送

厚狭高(藤沢和子校長、453人)で14日、体育祭開催中に熱中症の疑いで、生徒34人(男子3人、女子31人)が病院に搬送された。同校によると、4人が15日午前現在、入院中だが、快方に向かっており、残りの生徒も軽症で、14日中には帰宅した。

同校では13、14日の2日間、体育祭を開催。昼休み中の午後1時すぎごろ、2人が過呼吸の症状とけいれんの症状を訴えたため、119番し病院に搬送した。このため、午後の競技開始前に、教員が吐き気やふらつきなど熱中症の症状が出ている生徒がいないか確認した上で競技を続行した。
午後2時すぎからグラウンドで実施したクラス対抗リレー決勝後、出場選手1人が体調不良を訴え、再度救急車を要請。これを受け、藤沢校長は体育祭の中止を判断したが、既に最終競技の体育館でのクラス対抗長縄跳びが始まっており、結局、全競技が行われた。
一方、生徒3人の搬送を受け、山陽小野田市消防本部は独自の判断で同校に職員を派遣し、午後3時に対策本部を設置。体育祭終了後、教室に戻った生徒が次々に頭痛などの体調不良を訴えたため、市内外の病院に31人を搬送した。
14日は山口県に高温注意情報が発令されており、市消防本部の観測データでは、市内の午後1時の気温は30・3度だった。
水田浩史教頭は「水分補給など熱中症対策は徹底していたが、結果的に、最後まで競技を実施した判断が甘かった」と話した。
同校は、15日は生徒の体調を考え、午前中授業に変更。1時間目の前に、藤沢校長が校内放送で生徒に状況と経過を報告し、おわびの言葉を述べた。
藤沢校長はその後、入院している生徒を見舞った。

カテゴリー:教育・文化,季節,その他の話題2011年7月15日

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